クメールの遺跡たち

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ベンメアレア 環壕とバライ

雨季ですので,大したことはできないのですが,ベンメアレア寺院の環壕とその東側のバライの調査を少しだけ行いました。   観光客は一般的にベンメアレアの南側の参道からアクセスします。ベンメアレアの環壕の南辺は水をたたえ,ハスが一面に咲き誇り,実...
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ベンメアレア遺跡の調査

ベンメアレアはシェムリアップ市内から1時間ほどで訪れることができ,最近は特に日本人に人気のある遺跡です。鬱蒼と茂ったジャングルの中に静かに佇む,朽ち果てたこの石造の大寺院では,19世紀後半,アンコール文明が密林の中から発見された当時の感動の...
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カンボジア雨季真っ直中

ここ1週間は連日の雨。 カンボジアの雨と言えばスコールで,短時間にバケツをひっくり返し,バスタブをひっくり返し,25mプールをひっくり返したような,激しい雨が普通ですが,この度の雨は,日本の梅雨を思わせるようなシトシトとした陰気な雨と,こ...
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プレア・ヴィヘアという遺跡2

タイとカンボジアを分かつ、ダンレック山脈の尾根の上に、迫り出すように建造されたプレア・ヴィヘア。 長く急な坂を何度も越えて辿り着いたのは、その寺院の門から、さらに200mほど下のところ。ここからは車を降り、歩いて行かねばなりません。兵隊さ...
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プレア・ヴィヘアという遺跡

6月21日。日曜日。 お休みを利用して、ちょっと遠方の遺跡まで遠足に行くことになりました。 今回目指すは、「プレア・ヴィヘア」。タイとカンボジアの国境にある、絶壁の頂きに建つ寺院です。 9世紀末頃に、ヤショバルマン1世王によって創建され、1...
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あわや、大発見の巻

現在JSAでは、シェムリアップのJASA事務所内に、バイヨン寺院を対象とした展示ホールを設置する準備を進めています。 その一環で、バイヨン寺院の魅力の一つでもある、外回廊の浮き彫りを新しい石材で再現するというプロジェクトが進んでいます。比...
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アンコールの顔「アンコール・ワット中央塔」の足場解除

アンコール遺跡の顔ともいえる、アンコール・ワット中央塔にかけられていた足場がようやく解体される運びとなりました。 2008年半ばより、アンコール・ワットの中央塔と北東の副塔とに足場が設置されていました。中央塔上部にのびた樹木を伐採すること...
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アンコール遺跡の環境問題にまつわる国際シンポジウムの開催

3月17日,シェムリアップUNESCO/JASAオフィスにて「International Symposium and Seminar on the Present Situation of Environment in the Angkor...
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バンテアイ・スレイ遺跡に新しい展示施設が誕生

アンコール遺跡の北東にやや離れて位置するバンテアイ・スレイ遺跡で,現場の遺跡案内施設が開設されました。この展示場設置はここ数年この寺院で保存活動を進めてきたスイス隊(BSCP)によるものです。3月16日にはカンボジアの副首相ソッカーンも出席...
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プレアカーン遺跡の調査

カンボジア国内の遠方遺跡の多くは、近年アクセスが改善されてきましたが、未だに訪れるのが困難な遺跡の一つが、コンポンスヴァイの「プレア・カーン」です。2月24日、元在カンボジア日本国大使の内藤ご夫妻を、修復チーム団長である中川武教授が御案内し...
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