アンコール遺跡の環境問題にまつわる国際シンポジウムの開催

3月17日,シェムリアップUNESCO/JASAオフィスにて「International Symposium and Seminar on the Present Situation of Environment in the Angkor Monument Park and Its Environs, Cambodia」が開催されました。

 

このシンポジウムは,金沢大学・塚脇真二准教授が研究グループの代表を務めるERDAC (Emvironment Research Development Angkor, Cambodia)の主催によるものです。日本人とカンボジア人の研究者10名以上によって,ここ数年の間に取り組まれた研究の成果が報告されました。

 

アンコール遺跡やトンレサップ湖をとりまく,カンボジアの環境問題について,「河川環境,土壌環境,気象環境,水環境等々」多様な視点からの報告が繰り広げられました。

 

シェムリアップは急速な観光開発や経済発展の真っ直中にありますが,「豊かな森と清らかな水と空気」に満たされた美しい環境の中に、いつまでもこの魅力あふれるアンコール遺跡群があって欲しいものです。

目に見えない自然の兆候を感知すべく,科学技術を援用した研究者の鋭い視線を感じるシンポジウムとなりました。(一)

 

シンポジウムの詳細は以下をご参考ください。

http://mekong.ge.kanazawa-u.ac.jp/m&j2009/m&j2009.html 

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