30tクレーン到着!

バイヨン修復現場から

8月6日,シアヌークビルから陸送されてきた30tクレーンがシェムリアップ,JASAオフィスに到着しました。

日本国政府アンコール遺跡救済チームでは,これまで2台の25tクレーンを修復工事で利用してきましたが,いずれも老朽化が目立ち始め,特に安全性が重要視される遺跡の修復のために,新たなクレーンの導入が望まれていました。昨年度,この希望がかなえられ,ユネスコ日本信託基金により,新たに30tクレーンの購入が決定し,このたび,クレーン到着に到りました。

ユネスコの規定に基づき,クレーンメーカー数社による入札の結果,日本のタダノ製の30tクレーンの購入となりました。株式会社タダノは昨年には,12tクラスラフテレーンクレーンと高所作業車,カーゴトラックをアンコールで活動している日本の修復隊に寄贈されています。

クレーンの到着の翌日から修復隊に所属する4名のオペレーターと2名のエキスパートが,タダノの技術指導員より3日間にわたる講習を受けました。これまで使用していたクレーンからは大幅に電子化されたコックピットでしたが,ほとんど戸惑うことなく4名のオペレーターは,走行に始まり,クレーン操作,ジブの取り付け,メンテナンス方法,など一通りのトレーニングを完了しました。

 

オペレーターは最新鋭の真新しいクレーンに誇らしげで,今後の修復工事にもますます情熱を高めているようです。

来週にはアンコール・トムの南大門にて,門を保護している木枠を一時解体し,この新型クレーンをバイヨン寺院修復のために現場導入する予定です。(一)

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