クメールの遺跡たち コンポン・チャム州のクメール遺跡調査 その1 8月末から9月初めにかけてコンポン・チャム州のクメール遺跡の岩石学的調査を行いました。 早稲田大学教授の内田悦生先生を中心として、学生の豊内謙太郎と津田幸次郎、建築学専攻の島田麻里子、下田の5名が文化芸術省に所属するビタロン氏による案内の... 2010.09.03 クメールの遺跡たち
サンボー・プレイ・クック遺跡の保全 サンボー・プレイ・クック遺跡群におけるトレーニングプログラム 先日はサンボー遺跡におけるトレーニングプログラム参加の選考のための面接について紹介しましたが,8月17日より遺跡群において研修プログラムを開始しました。 参加する学生はプノンペン芸術大学の考古学部生と建築学部生,そしてメコン大学の建築学部生... 2010.08.25 サンボー・プレイ・クック遺跡の保全
バイヨン中央塔の研究 シェムリアップ空港の離着陸がアンコール遺跡に与える影響調査 早稲田大学理工学部前田研究室の協力のもと,日本国政府アンコール遺跡救済チームはバイヨン寺院において,シェムリアップ空港の離着陸時の衝撃がアンコール遺跡群にあたえる影響についての調査を行いました。本調査はアプサラ機構からの依頼により実施される... 2010.08.22 バイヨン中央塔の研究
バイヨン修復現場から バイヨン寺院の浮き彫りにおける微生物の研究 バイヨン寺院の浮き彫りの劣化が進行していることが確認されていますが,その一つの原因は石材の表面に着生している微生物の影響であると考えられます。これまでにも様々な研究が進められてきていますが,今年度もいくつかの微生物学からのアプローチによる石... 2010.08.20 バイヨン修復現場から
クメールの遺跡たち ベン・メアレア遺跡での測量と表採調査 過去にもベン・メアレア遺跡での調査について紹介しましたが、8月より遺跡群全域の測量調査を再開し、一ヶ月間ほど継続する予定です。 寺院中心部の測量については昨年からの継続調査で今回の調査で全てを完了することを目指しています。GPSとトータル... 2010.08.10 クメールの遺跡たち
クメールの遺跡たち チャウ・スレイ・ビボールでの建築学調査 アンコール遺跡群の東側にやや離れた小丘の上にチャウ・スレイ・ビボール寺院は位置しています。東側に延びて、最終的にはラオスのワット・プーとコンポン・スヴァイのプレア・カーン寺院へと至る王道の中では最も王都アンコール遺跡に隣接して位置する複合寺... 2010.08.10 クメールの遺跡たち
クメールの遺跡たち プノンペン芸術大学での面接試験 今月半ばより、サンボー・プレイ・クック遺跡群で考古学的な発掘調査を予定しています。 この調査期間中には、プノンペン芸術大学とメコン大学の建築学部・考古学部の学生への研修事業をあわせて実施する予定で、その研修に参加する学生の面接試験を各大学で... 2010.08.06 クメールの遺跡たち
バイヨン修復現場から 道具寄贈 「自立のための道具の会」より、石彫・木工道具多数を寄贈いただきました。自立のための道具の会は日本国内で使われなくなったノコギリやカンナなどの道具を整備してスリランカなどのアジア各国に贈り、それらの使い方を指導している団体です。 今回寄贈い... 2010.06.17 バイヨン修復現場から
サンボー・プレイ・クック遺跡の保全 サンボー・プレイ・クック遺跡の煉瓦修復試験 サンボー・プレイ・クック遺跡群の煉瓦造遺構を修復するための材料試験と工法試験を行っています。 遺跡群内のプラサート・サンボー寺院では、ここ数年間、発掘調査を行っていますが、様々な煉瓦遺構が新たに出土しています。特に、昨年からは中央の一辺2... 2010.05.08 サンボー・プレイ・クック遺跡の保全
クメールの遺跡たち アンコール・トムの踏査 アンコール遺跡の中心に位置する王都「アンコール・トム」。バイヨンやバプーオン、象のテラスやライ王のテラスなど、観光客も必ず訪れる最重要地区ですが、これらの重要な寺院群を包括しているアンコール・トムそのものについてはほとんど知られていません。... 2010.05.03 クメールの遺跡たち