スースダイ!
皆様こんにちは、インターン生の杉本です。
いつもJSTのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
まだまだ、暑さは続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回のブログ更新の後からも日本から高校生がスタディーツアーでカンボジアに訪れています。
今回は、仙台から仙台二華高校の方が行った「雨どい、雨水タンク設置」について書きたいと思います。
仙台二華高校では、年に2回スタディーツアーでカンボジアに来られています。
生徒たちがそれぞれの研究テーマを決め課題研究の一環としてカンボジアスタディーツアーが行われています。
仙台二華高校が雨どい、雨水タンク設置している家庭はトンレサップ湖に位置しています。トンレサップ湖の水上生活者は、トンレサップの水をミョウバンでろ過したミョウバン水かボタルウォーターを使っています。
ミョウバン水を使い続けると健康被害がおきることもあり、また、ボトルウォーターを買い続けると水代が家計を圧迫するなどの問題が生じます。
このような問題を抱えている水上生活者家庭に高校生は雨どい、雨水タンク設置を設置しています。
まず1日目は、前回(2017年12月)に設置した家庭を訪問しました。
前回設置した家庭でインタビューをするとボトルウォーターを買う数が減ったなど話されていました。ミョウバン水を使う必要がなくなり、雨水で水浴びなどができるようになり水問題が解消されたとのことです。
インタビューの後は、ボトルウォーター、雨水、トンレサップの水などの水質調査を高校生は行っていました。
その後は、今回雨どい、雨水タンク設置する家庭に訪問し、どこにどのように設置するか考え、寸法など測りました
そして2日目いよいよ雨どい、雨水タンク設置です。
この日までに高校生は、資材購入や雨どい作成などを行っていました。
なんと水上で生活している方たちは、水位の状況によって家の場所を移動しています。前回と同じ場所に家があるとは限りません。
辿り着けるのか、ドキドキしながら向かいます。
そしてやっとたどり着けました。
それでは設置作業に移ります。
電動ドライバーを巧みに使い、雨どいに穴を開けています。
乗ってきた船と家とのギリギリの隙間で雨樋設置作業…
落ちないように気をつけてね!
設置家庭の旦那さんも参戦!
作業が着々と進みます。
そして完成です!
高校生が1時間かけて雨どい、雨水タンク設置をしてくださいました。
最後は設置した家庭の方と写真撮影。
モイ!ピー!バイ!
いい笑顔!ニョニョム!
高校生の皆さんお疲れ様でした。
次回は12月。設置した家庭に訪問し感想などを伺い研究を新たに進めていくそうです。
仙台二華高校の方々からインターン生の私も沢山のことを学ばせてもらいました。
ありがとうございます!
以上
インターン生の杉本でした。
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