ホームステイ in アンコールクラウ村 ”学泊”体験記②

 

今回は前回にひきつづき学泊体験記②をお送りします。前回のブログでは、バイヨン中学校での宿泊の様子をご紹介しましたが、今回はアンコールクラウ村の民家にホームステイをされた時の様子をお送りします。学生さんたちの楽しそうな夜ご飯の様子もうかがえます!写真とともに村での生活を想像しながらお楽しみください!

 

 

佐藤文香, 東野桃子,菅原まどか,式茜里

 

私たちは、立教大学観光学部交流文化学科の舛谷ゼミに所属している。

 舛谷ゼミでは、エコクリティシズムについて研究をしており、人の手があまり加えられていない地域を研究対象としている。

 そこで、春季休みの海外プロジェクトとして2月27日から3月5日までの約1週間、カンボジアを訪れた。

 

 このプロジェクトの最大の目的は、アンコールクラウにおける観光まちづくり(Community
Based Tourism
)の可能性を検証することだ。CBTの成功例は少なく、村にとって重要な大金が動くため、村人の生活や関係性に影響を与えやすく、観光業と人々の生活のバランスを維持することが難しいのだ。

 

アンコールクラウ村でのホームステイ

 

滞在時間が短かったため、じっくり家の中を見ることはできなかったが、屋外キッチンや水浴び場があったり、仏像があったりして、生活感があった。屋内に蚊帳を立てて、その中で毛布を掛けて寝た。当然エアコンはないのだが、夜は涼しく、寝付けた。

 レモングラスと一緒に、カンボジアの伝統料理であるプラホック(魚を使った味噌)や野菜炒め、フルーツを夕飯に食べた。

 バイヨン中学校のリリー先生が一緒に夕食の準備を手伝ってくれた。私たちも少し料理に参加することができた。


 今回ホームステイさせていただいた家の様子。広々としていて、女子10人で泊まらせていただいた。
 


 前日は到着したのが遅かったため、朝食後村の様子を見学した。朝食は魚、卵焼き、おかゆでした。おかゆは優しい味で、特にクセもなかった。

 村人に向けた売店があった。調味料や駄菓子も売られていた。店主がどこにいるのかは分からなかった。

201705297.JPG

  牛が自然に道を歩いていて、車に乗りながら牛の横断を待つ瞬間が何度もあった。

 また写真には映っていないが、この先にあった橋や道がJSTのスタッフや地元の方達の協力で架けられたそうだ。

 

 

 おかゆと一緒に食べる干し魚、シンプルだけれど味がしっかり付いていて、私も大好きな一品です。朝食というのは、その土地の文化を色濃く表すものだと思います。ただごはんを「食べる」だけではなく、現地の人の生活を見て一緒にごはんを「作る」という行為が加わることで、それが貴重な体験となり、その土地での忘れられない味として記憶に残りつづけるのではないでしょうか。

 次回は学生さんたちがバイヨン中学校で体験された「クロラン」づくりについてご紹介いたします!クロランとは何か….?次回をお楽しみに!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました