嬉し恥ずかし発表会!

三井物産環境基金による活動05_2014年11月~
こんにちは!インターン生の滝澤です。
バイヨン中学校ではカンボジア淡水魚研究家として
活動されている佐藤智之さんによる魚の授業が行われていました。
この授業では、生徒たちが住むアンコール・クラウ村を中心とした
水環境であったりどんな魚が生息しているかなどを学びました。
先日、魚の授業を受けていたバイヨン中学校2年生が、
日本からの、仙台二華高校の学生さんや
自分たちのお父さん・お母さんに向けて発表会をしました!
魚の授業内で仲間を相手に発表というのは以前ありましたが、
学校外の方たちに発表をするというのは彼らにとって初体験♪
ドキドキ・・・廊下で待っている生徒は心なしかソワソワしていたように感じます(笑)
実際みなさんの前に立つと良い緊張感で、まず初めにはどのグループも
「みなさん今日はお集まりいただきありがとうございます。
今から佐藤智之先生・タウリー先生と一緒に勉強してきたことについて
発表したいと思います」としっかり挨拶をしていました!

まず1つ目のグループは各授業どんなことをしたかまとめを話しました。


グループ2は魚の持つ感覚器官についてです。
このグループには聞いてくれている人たちへのクイズがありました!

Q.魚にも味覚があります。ですが、川の魚には1つわからない味があります。
塩っぱい・甘い・辛い・苦い・酸っぱい
この5つの中、どれがわからないでしょうか?
さて、みなさんの答えはいかがでしょうか??
1つ1つ「これだと思う人!」と手を挙げてもらったのですが、
いい感じにばらつきました(^^)
正解は。。。
「辛い」でした♪正解でしたか?
それではグループ3♪
このグループでは、水辺の調査を行ったことのまとめを話しました。

まず写真で「こんな道具を使った」
「こんなことをした」と話した後、


実際何を捕まえたのか、発表しました。
そして最後4つ目のグループは、
彼らの身内を中心に20代以上の人にインタビューを行った
その結果をお話しました!


この発表会で私が印象的だったのは
聞いていた保護者の方たちの反応です。
校長先生等のお話を聞いていると
今はまだ親の世代の人たちは学校に行くということに関して
無関心な人が多いと聞きます。
ですが聞いていたみなさんの顔は真剣であり、
どこか安心しているようにも感じました。
中には感想を述べてくれた方もいました。
保護者のみなさんは子どもが学校でどんなことを
勉強しているのか、ほとんど知りません。
ですが今回このような場に参加し、子ども達の立派な姿を見て
一人のお母さんは、
「子ども達がどんなことをしているか、知ることができてよかったです。
子ども達には高校も行ってたくさん勉強してほしいです。」
と仰っていました。
私はこの発表会で生徒はもちろん保護者の方にも
たくさん感じたこと・得たものがあり、
実りある時間だったのではと思います(*^^*)
滝澤明穂
このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。

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