2014年12月12日
こんにちは!
三井物産環境基金「『アンコールの水環境』再生プロジェクト」活動の一環として、バイヨン中学校の生徒とアンコールクラウ村青年グループの39名が、西バライにある魚の養殖場を訪問してきました。
ここは、「淡水養殖改善・普及プロジェクト フェーズ2」として、JICA(国際協力機構)が支援しているカンボジア王国農林水産省水産局養殖開発部の養殖場です。
午後1時。
まずは、バイヨン中学校に集合し、校長先生の訓示から。
「学校の外に出ても、バイヨン中学校の生徒だということを忘れず、責任ある行動をとりなさい。」と。さすが校長先生です。
今回、校長先生は同行できなかったのですが、代わりに、3人の新任先生が同行しました。
いってきまーす!
バスに乗る子、車の荷台に乗る子。
約20分くらいで到着しました。
魚研究家の佐藤さんも駆けつけてくださいました。
カンボジア農林水産省水産局からインストラクターの人が来てくれたのですが、説明が始まる前から
水槽に興味深々!
何がいるの?
中には大量の稚魚が元気に泳いでいました。
写真では見えないですね。。。すみません。
インストラクターの説明を熱心に聞く生徒たち。
メモも欠かさずしています。偉い。
魚の話から養殖場の作り方など沢山のお話が聞けたようです。
それから、稚魚を育成している池の方に見に行って餌を与えてるところを見学しました。
ナマズは、既に大きく育っているのもいました。
餌に食らいつく魚が跳ねるのと、「うわあっ」と言って一歩下がりビビる生徒2人。
いつも魚みてるのに・・・
川に飛び込んでいるのに・・・
なんで?
ちょっと笑いそうになりました。
それから奥の方の池も見学をさせてもらい、たくさんの説明を聞いていました。
インストラクターの方が、すごく熱心で、話が止まらない止まらない。
でも、今日だけでは話しきれないようで、近々中学校に来て、
もっと詳しく説明してくれるようです。
ありがとうございます。
生徒から、たくさんの面白い質問が飛び交ったようです。
来年から中学校にも養殖場を作る予定なので、いい勉強になったことでしょう。
また、今回の養殖場訪問でさらに興味の湧いた生徒もいると思います。
来年からの活動がより一層楽しみになりました!
坂上
※「アンコールの水環境」再生プロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)IDCJ国際開発センターとJSTが共同で行っている活動です。
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