遠方遺跡ツアーの皆様の最終日。

インターン日記(伊藤)

こんにちは。関西学院大学より、JSTにてインターンさせて頂いております伊藤です。

先週から、カンボジア中の遺跡を1週間かけて回られていたお客様が、昨日フリースクールに来てくださいました。

今日も魚釣りをしている村人たちを眺めながらMoiMoi Terraceでお昼を過ごしてもらいました。
蓮の花も池に見えるようになり、マンゴーの花が咲き始め、年中緑に覆われている村は私にとってもほっとできる憩いの場です。
チアさん曰く、今年は水の減るスピードが早いそうなのですが、水不足に陥らないか少し心配です。

お客様の中には、子どもたちに飴や靴を沢山持ってきて下さり、子どもたちに埋め尽くされてしまっている方もいらっしゃいました。
始めはあまりの子どもたちの勢いに、飴を小さな子どもたちに大きな袋のまま渡されてしまっていました。
すると、全員にまんべんなく行き渡らないので、一度回収して一人に2.3粒ずつ渡すようにしました。
一度配ってしまったものが、ちゃんと戻してもらえるか少し不安でしたが、子どもたちは本当に皆お利口に返してくれたので、無事に全員に飴を配ることができました。
子どもたちは本当に嬉しそうですね。

なんと次に飛び出してきたのは、自転車の空気入れセット!
空気を入れるポンプや、部分に取り付ける金具やゴムまで沢山持参してくださいました。
ただ、シェムリアップには自転車の修理屋さんがいっぱいあったり、結構自分たちでなんとか修理してしまうことが多いのです。
お客様も、空気がしっかり入っていて驚かれていました。

そして、クローランを一緒に作ってくださいました。

今回からは、ココナッツの輪切りも出してみました。
チアさんがお客さんの前で割るのを見せると、お客さんも興味津々で楽しんでもらえました。
今度は、中の白い層の部分を食べてみたいという方が出てきました。
意外と硬いので、包丁などで削り落とさないと味見することはできません。
今度は、割たてココナッツを味見してもらえる準備が必要かもしれません。

また、今回はツアーの中で雑炊の配給もして頂けました。
子どもたちは、お昼からお皿とスプーンを持って集まってきていました。
もうお腹はペコペコです。
ちゃんと衛生面の重要性も伝えるために、手を洗うように指導します。
もう、用意した石鹸の取り合い取り合い…
桶の水もすぐに濁ってしまい何度も桶を交換しました。

お客さんにも雑炊を配るのを手伝って頂きました。
沢山の雑炊が準備されて、沢山お替わり
ができるのですが、始めは皆恥ずかしそうです。
私もやっと青年団の子たちに声をかけてもらえるようになりました。
小さな体に何杯も入っていく様子はたまに信じられないですが、いつもあまり食べられていないのかなと、微笑ましさの中にも悲しい現実が垣間見えます。

今日は持ち帰り用もできてしまいました。
ノートが汚れないように気をつけてね。
次回もお楽しみに。

コメント

タイトルとURLをコピーしました