オアシスさん来訪:教員養成校での体育の授業

インターン日記(伊藤)



今週は昨年10月にも来て下さった支援団体のオアシスさんがシェムリアップへ訪問して下さっています。

前回の訪問の様子はこちら>> 

「教員養成校」 http://www.jst-cambodia.net/m/2013/10/de.html#001965

「高校生と共に考える」 http://www.jst-cambodia.net/m/2013/10/chea-1.html#001963

 

今回は、私も前回お会いしている方々なので、お会いできることをとても楽しみにしておりました。

今日は、教員養成校に訪問し体育の授業を実施してくださいました。

オアシスの方々は「教員になるための授業」を目指して、授業を実施して頂けるので、教職の授業を受けたことがない私にとっても面白い視点で授業を受けることが出来ました。

 

なんと、今回は校長先生も体育の授業に参加して頂きました!

ジャージを着て、メガネを外し現れた先生に生徒たちは大盛り上がり!

生徒たちと一緒になって一生懸命スキップしたり、バトンを持って走ってくれる先生は、生徒の目線で授業をするように

身を持って示してくださったのかなと思いました。さす

が校長先生、かっこいいです。

 

将来はこの先生になる生徒たちですが、なかなか授業はスムーズにはいきません。日本では、小学1年生からラジオ体操が当たり前にできたり、スキップ

も教えられなくてもできた気がします。

ですが、大学生ともなる青年たち(校長先生も)にはこの時点で、しどろもどろです。

今日はリレーを教えて頂いたのですが、授業が終わる頃になっても、上手く渡す相手とコミ

ュニケーションが取れていなかったり、そもそも渡す相手が分かっていなかったり、抜かす時は外側からとか、ゴールの線を跨がずに席に戻ってしまったり、靴が脱げたり、帽子が飛んだり、何回も走ったり….

私の受けてきた体育の思い出は、「せいれーつ!」「走れー!」「遅い!」の連続で、ずっと声高に命令してくる先生に反抗的だったように思います。

が、むしろ生徒たちは終始笑顔でとっても楽しい雰囲気で、時々「笑って走らない!」と注意されるほどでした。

私は、楽しい授業の方が好きだと思っていましたが、キリッとしないとそもそも授業にならないのかと、今日気づきました。 

リレー一つを取っても、陸上部でもない私が学んできたことってこんなに多かったのかと思いました。

  

次回もお楽しみに。

 

 

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