11月7日(土)
クラウ村コミュニティーセンターにやってくる村の子供たち。
その大半は、ほとんど毎日、同じ洋服を、洗濯をせずに着続けているようです。
そのため、泥で黒く汚れて汗の臭いがにじみ出ていたり、大きく破れてぼろぼろになっていたりする洋服を着ている子も。
子供なので、本人は全く気にしていないのかもしれませんが、私たち日本人から見ると、ちょっと心が痛みます。
そのようなわけで、JSTには、日本の支援者から、子供用から大人用までのさまざまな古着が時々届くのですが、今回は、「村の美術スクール」の笠原先生の日本のご友人から、船便で大量の古着が届いたとのことで、「美術スクール・日本語教室」の後に、子供たちひとりひとりに、いただいた古着を配ることになりました。
笠原先生は、あらかじめ、大きい子用、小さい子用、女の子用、男の子用と、古着を種分けしてきてくださったため、一着一着、子供たちの背丈に合うものを順番に渡していくことになりました。
どんな洋服がもらえるのだろう・・・・
子供たちは、期待でいっぱい。
目を輝かせながら順番を待っています。
「この子はどれが合うかしら・・・・」
ひとつひとつ選んで、子供たちに渡す側も、ちょっとわくわくする瞬間です。
嬉しそうに、大事そうに、古着を抱えて、教室を後にする子供たち。
その日習ったばかりの日本語をさっそく使い、はにかみながらも「ありがとうござます」とお礼もしっかり言えました。
もらった古着をさっそく着ていた子もいましたよ。
日本の皆さん、ありがとうございました!
(よ)
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