JSTでは、2005年より、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で、『アンコールの森』再生支援プロジェクトを行っており、現在までに5000本の苗木をアンコール地域の道路沿いに植えてきました。
その活動の延長として、今後3年間、三井物産環境基金を受諾できることになり、
アンコール地域の小学校で、植樹および環境教育を実施する機会をいただくことになりました。
さらに、アンコールクラウ村の青年グループを、将来の地域環境保全を担う人材に育てよう!という試みも同時並行で行います。
アンコールクラウ村の青年グループにとって、地域の環境に目を向けるということは初めての試みであり、最初は戸惑いもあると思うのですが、
JSTにとっても、活動の範囲をさらに広げること、地域の青年たちを育成することは始めての試みです。
果たして、青年たちは集まってくれるだろうか・・・・
その後、私たちと一緒に、持続的に活動を続けてくれるだろうか・・・・・
青年たちは環境保全に対して、真剣に考えてくれるだろうか・・・・・・
不安要素もありますが、この活動がうまくいけば、今まで私たち日本人が中心になって行ってきた環境保全活動を、地域住民ひとりひとりに主体性を移行していく大きなきっかけとなることでしょう。
さあ、アンコール地域の小学校でどのような活動ができるのでしょうか、
アンコールクラウ村の青年たちはどのように成長していくのでしょうか、、
そして、私たちJSTのスタッフも・・・・。
このブログを通して、今日から3年間の活動をお伝えできたらと思っています。
(よ)
←アンコールクラウ村に植えた苗木
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