日本社会事業大学スタディツアー 2日目

ツアー2日目。この日はぐっと子どもたちに焦点を当て、午前中はアンコールクラウ村の小学校とフリースクールを訪れ子どもたちとの交流。午後にはアンコール小児病院にて、子どもを取り巻く医療の現状を、その後シェムリアップにある刑務所を訪問し、少年非行の現状についてお話を伺いました。

午前中。クラウ村での交流。大学生のみなさんは本領発揮という感じで、意気込んで登場。でも、逆に子どもたちのパワーに圧倒されていたようです。

090212-1.jpg― 子どもは世界中どこに行っても同じで、無邪気でかわいいものだなと思いました。
だからこそたくさん遊んで、世の中のことやたくさんのことを学校で勉強して、大人になっていかなければいけないのですが、家族のために子どもが収入源の中心になって一生懸命働いている状況もたくさんあることを考えると、とても残念な気持ちになりました。(大学院1年生)―

午後一番はアンコール小児病院。子どもたち専門の病院として設立されたこの病院には、毎日、平均して350人もの子供たちが、この病院を訪れるそうです。朝早くから、病院の前で診察を待っている人も数多くいます。またこの病院は、国内で唯一政府から認定された教育病院でもあり、日々医師や看護師の育成に力を入れているそうです。この病院の中は見学できませんが、付随の展示ブースにてビデオやパネル、スタッフの方からの説明を受けました。

090212-2.JPG― 未来を託していくはず子供たちを取り巻く環境は、カンボジアではとても危険であると言わざるをえない状況であると強く感じました。未来を担う彼らを守らずして、本当にカンボジアの未来を守ることができるのでしょうか。子供たちを守る、その役割として、日本でいう児童ソーシャルワーカーや児童相談員、スクールソーシャルワーカーの存在はとても重要であると感じました。(大学1年生)―

― 農村部にはしっかりとした医療機関が少ないため、都心部まで来なければいけないという大変さがあります。ちょっとした治療で、良くなるはずの病気も、治療を受けられないため重篤な状態になり、死んでしまう子供たちが数多くいます。カンボジアの国民にとって、病院を身近な存在として位置付けていく必要性が求められています。―

続いてはシェムリアップ州立刑務所です。通常は中に入ることができない刑務所ですが、特別に施設内にて説明を受け、その後施設見学もさせていただきました。

― 薬物や窃盗により逮捕された若者が多いと聞きました。この背景にも、貧困の影が感じられます。生きていくための最終手段として窃盗に及んでしまう。こんな悲しい現実があることを知りました。薬物や窃盗による犯罪を減らすためには、生活水準の底上げや法整備が必要性を感じました。―

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