「お母さんになって」と村の子供たちからプロポーズ

受け入れ日記

 プノンペンを含めて1週間のJSTオリジナルツアーに参加された、和歌山県からの皆さん。

その第4日目の午後は、クラウ村コミュニティーセンター訪問でした。

「今日はどんなことができるのかな?」楽しみに待つ村の子供達。

リーダーの指導で英語の替え歌を歌った後は、細長い風船で”犬”を作ってみましょう!という試み。

用意してきてくださった風船を膨らまし、まずは見本をつくります。

ねじって、方向を変えて・・・少しずつ犬らしくなっていきます。

子供たちも見よう見まねで作り出し、次々とかわいい犬が出来てきました。

風船をもらう順番を待つ子どもたち。ふくらます方も大変で、腕が筋肉痛になったのでは?

「犬じゃなくて、私は馬が好きなの。馬を作って!!!」とせがむ子も。予期せぬリクエストにちょっと戸惑いの場面も。

 

と、その隣では、日本からご持参くださったケン玉に、JST代表のチア・ノルがすっかり夢中に。25年前、カンボジアの内戦を逃れて渡った日本で、仲間とケン玉に夢中になっていた子供時代があったとのこと。連続技も披露され、村の子供たちから尊敬の眼差しを受けて、得意満面の笑みが。

村の男の子たちも負けてはいられません。

 

「そういえば、ここにはオルガンがあるのですよ。オルガン、弾けますか?」

子どもたちからは、「幸せなら手をたたこう」のリクエストが。

さっそく、リーダーがオルガンを弾き出すと・・・・・・

見事なクメール語の替え歌、振付けで、「幸せなら手をたたこう」の大合唱が始まりました。

子どもたちの歌は、始まったら止まりません。手をたたいて、足踏みして、声を出して、うなずいて・・・・。オルガン伴奏には関係なく、歌は疾走していきます。

 

その後ろでは・・・・・

「皆で炭坑節を踊りましょう!ほら、踊って!!」

(つっきが~ でったでた~ つきが~あ でた~あ よい よい・・・・・)

え~、何で炭坑節なの?・・・・・・・どんな曲でも炭坑節の振り付けて踊れるのよ。ほらね。

 

皆でカンボジアの盆踊りを踊りましょう!

さあ、いきますよ!オルガン伴奏が始まりました。

アラピヤーヤーヤー アラピヤ-・・・・・輪になって、カンボジア独特の踊りが始まりました。

小さな子もじょうずに踊ります。

 

さあ。

一息つく間もなく、今度は輪になって、カンボジアの子供たちの遊びが始まりました。

皆で息を合わせて、両隣の友達と手をたたき合います。時々リズムが合わなくなって、笑い転げる子供たち。

おやおや。もっと小さな子供は、輪の中で寝ころび始めました。きっと、輪には参加できないけれど、寝ころびたくなるほど、気持ちいいのでしょうね。。。。

子どもたちはよほど楽しかったらしく、「私のお母さんになってください」なんて言い出す子も。

最後に、皆で記念撮影。また来年、お待ちしてまーす。 (よ)



コメント

  1. よしだ こうじ より:

    かわいい、子供たちに再会したような気持ちになりました。小川さんたちもこれを見ていると思います。あのときの子供たちの様子が浮かんできます。ノルの剣玉の腕前も思い出しました。彼の笑顔は15才くらいの昔の彼でしたね。
     子供たちが何かしら学んでいけるような交流にしていければいいですね。もっと、何かできることを考えていかなければならないなあ。今度はカレーも作って上げたいですね。栄養不足の子供たちが気になります。
     日本に帰ってから、日本の高校生たちに現地のことを話していますが、何しろ、お気楽な世界で暮らしている我が日本の子供たちには遠い世界なのかなあ、反応はまだまだです。でもカンボジアに行ってみたいと言う生徒もいますよ。カンボジアファンを多くしたいですね。
     子供たちが歌った、あのメロディは今でもすぐに口ずさめます。また、会いたいですね。

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