バイヨン中央塔の研究

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中央塔の発掘調査 まとめ

2009年2月に実施した中央塔西室での発掘調査に引き続き,3月からは中央室にてボーリング調査を予定しています。発掘調査についての報告が尻切れトンボになっていましたので,新たにボーリング調査を実施する前に,一度まとめておきたいと思います。 ...
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中央塔の発掘調査 その8

カンボジアはこのところ毎日どんどんと暑くなっています。昼過ぎの太陽は凶器と化しています。   今日は第6塔の盗掘孔の記録から始まりました。断面図や平面図が作成されました。 その後,台座の四隅に穿たれている天蓋を支えていたと思われる柱穴にて発...
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中央塔の発掘調査 その7

屈強な作業員8人がかりで,第6塔室内に設置されていた台座が移動されました。その下には,過去に盗掘孔が埋め戻された際の玉石がたくさん詰め込まれていました。 盗掘孔を再度掘り下げる調査が始まりました。土砂に混ざって,拳大の石がたくさん取り出さ...
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中央塔の発掘調査 その6

今日は、修復事業の団長である中川武(早稲田大学教授)が発掘現場を訪れました。 室内のクリアランスの結果,第6塔の台座の下にも,盗掘孔が埋め戻されている様子が確認され,台座を一度移動し、この盗掘孔の埋め戻し土砂を除去して,地下の構造を確認する...
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中央塔の発掘調査 その5

中央塔群の西側副塔である第6塔の発掘調査に対象を変更して,再び調査をするか否か、検討を行いました。 第6塔の床面に堆積している土砂のクリーニングを行ったほか,平面記録,石材のレヴェル測量などを進めています。   昨日,バイヨン寺院では,内回...
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中央塔の発掘調査 その4

残り2材の小さな石材もやはり同様で,解体をしたものの,その下には大型の石材ががっちりと敷き詰められており,この時点で石材の解体は断念せざるを得ない状況に至りました。 どうしても石材を取り外す,というのであれば,解体する石材の上面に数本のピン...
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中央塔の発掘調査 その3

敷石の解体が進み,ようやく第一層が全て取り除かれました。この段階で第二層の平面図の作成,各石材のレヴェル測量などが行われます。第一層の石材はいずれも約10c程の薄いもので,後世に床面を嵩上げするように改変したと考えることも可能ではありますが...
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中央塔の発掘調査 その2

敷石となる石材が一つ,取り外されました。 しかしながら,この作業,予想以上に難航し,いろいろな工具を用いて四苦八苦の末,ようやくのことで解体できたのです。解体作業の前の目視調査からではよく分からなかったのですが,石材間の目地には徹底的にモル...
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中央塔の発掘調査 その1

「今日のバイヨン」ようやく初めてのバイヨン寺院の紹介となります。   バイヨン寺院では,1994年より「日本国政府アンコール遺跡救済チーム」によるさまざまな活動が進められています。今後いろいろな調査研究,そして修復活動についてご紹介できる...
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