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バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その11

中央塔の上部荷重を支えている壁体の下の構造を確認することが、今回の発掘調査の最大の目的でした。 中央塔西室でこれは断念し、第6塔でこれを確認しようとしましたが、先日、壁体足下の敷石を解体したところ、やはりこれ以上の解体は難しいと断念し。。。...
掲載されました!

「あやもよう」2008年12月号

「あやもよう」2008年12月号にチアの講演内容が掲載されました! 昨年9月、JST代表のチア・ノルが日本に帰国した際、神奈川県小田原にあるNPO法人「子供と生活文化協会(CLCA)」で活動をしている子供たちを対象に、「祖国カンボジア」と...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その10

当初、今回の調査はできるだけ必要最小限の労力で効果的に必要箇所を確認して終了しようと、いうことで始められました。 しかし、発掘調査の常。そんなに事は容易には片づきません。常に期待と予想を裏切ってくれます。 そんなことで、すでに10日目に入...
コミュニティセンター

アンコールクラウ村コミュニティセンター内図書館・集会場・橋・東屋,竣工式

2月7日,アンコールクラウ村コミュニティセンター内図書館,集会場,橋,東屋の竣工式の日。「会社創立60周年記念事業」としてこれらの建物をご寄付下さった富山県の株式会社三田商会様がいらっしゃるということで,総勢500人を超える村民が朝からコミ...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その9

出土品、水晶にさらなる期待が高まり、北西隅の柱穴の現状のレヴェルから底を断ち割って土層状況の確認、ならびに下層の遺物の検出を試みましたが、残念ながらそれまで。 この柱穴からはさらなる発見はありませんでした。 再び室内中央の盗掘孔の掘り下げ調...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 まとめ

2009年2月に実施した中央塔西室での発掘調査に引き続き,3月からは中央室にてボーリング調査を予定しています。発掘調査についての報告が尻切れトンボになっていましたので,新たにボーリング調査を実施する前に,一度まとめておきたいと思います。 ...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その8

カンボジアはこのところ毎日どんどんと暑くなっています。昼過ぎの太陽は凶器と化しています。   今日は第6塔の盗掘孔の記録から始まりました。断面図や平面図が作成されました。 その後,台座の四隅に穿たれている天蓋を支えていたと思われる柱穴にて発...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その7

屈強な作業員8人がかりで,第6塔室内に設置されていた台座が移動されました。その下には,過去に盗掘孔が埋め戻された際の玉石がたくさん詰め込まれていました。 盗掘孔を再度掘り下げる調査が始まりました。土砂に混ざって,拳大の石がたくさん取り出さ...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その6

今日は、修復事業の団長である中川武(早稲田大学教授)が発掘現場を訪れました。 室内のクリアランスの結果,第6塔の台座の下にも,盗掘孔が埋め戻されている様子が確認され,台座を一度移動し、この盗掘孔の埋め戻し土砂を除去して,地下の構造を確認する...
クメールの遺跡たち

サンボー・プレイ・クック遺跡での三次元計測

サンボー・プレイ・クック遺跡群では,1998年より早稲田大学理工学部建築史研究室(代表:中川武)により,「サンボー・プレイ・クック遺跡群保全事業」が進められています。 今回は,煉瓦造祠堂の三次元レンジレーザー測量をN18と番付されている塔...
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