神頼み

バイヨン修復現場から

10月末から11月始めにかけて,1週間ほどカンボジアは連休です。

シハモニ国王の誕生日,そしてとっておきの祝日,水祭りがあるのです。

この連休の直前,バイヨン南経蔵の修復現場では,工事の安全を祈願するちょっとした儀式を行いました。

修復工事の着工,発掘調査の開始など,何事においても,土地の神様に対する祈願の式が行われますが,調査や工事がうまくいかないときにも,神頼みは欠かせません。

今回の修復工事でもすでに何度か神様にすがって,ここまでなんとかやってきましたが,今回も工事の安全を祈願して,という表向きの目的とともに,現在進めている南経蔵の基壇の仮組みがうまくいくようにとの祈りを込めたものでした。

これまで,南経蔵の北東・南東隅の仮組みを何度か行っていますが,解体をしなかった部分のゆがみが影響して,なかなかうまく組み上げることができずにいます。次の仮組みではなんとか成功しますように!というのがスタッフ一同の願いでした。

今年の前半,壁体の仮組みをしていたときも同じ状況で,その時は8回におよぶ仮組みを繰り返しましたが,もうダメかも・・・という時に,神頼みをし,その次の仮組みでは見事完成!!!

まさに〈神業的〉な出来事でした。

そんなことで,困ったときには豚の頭と尻尾をお供えし,神様の御慈悲にすがります。


スタッフの半分は(自分もそうですが),その後にお供え物を食することの方が,重大事でもありますが。

(一)

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