コーケル遺跡群の調査 その4

調査の経過報告が滞っていますが,カンボジアでは日増しに灼熱化が進む中,連日の遺跡往復が続いています。

調査の進展に伴い,コー・ケル遺跡群はますます大きく複雑な古代都市の様相を帯びてきました。記録された遺構数は宗教施設と思われるものだけで70を越えました。加えて,貯水池・土手・道といった様々な土木工作跡が発見されています。

 

調査はいくつかの班に分かれていますが,およそ次のような課題に取り組んでいます。

1.遺跡群内の踏査(遺構の検出・道の記録・地形形状の記録などが目的)

2.遺跡群内の遺構の目録の作成(あるいは過去の目録の更新)

3.寺院施設の平面測量(設計方法の研究)

4.寺院施設周囲の微地形測量(施設の選地に関する研究)

5.土木工作跡の形状記録

 

調査メンバーの出入りもありますが,最初から加わっている調査員はもうすでに相当の疲労が蓄積してきています。

調査はあと1週間ほど続くの予定です。

また,すでに日本に帰国したメンバーは調査データの整理に着手しているようです。(一)

 

*本研究事業は日本国政府文部科学省科学研究費補助金による助成研究「クメール帝国地方拠点の都市遺跡と寺院遺構に関する研究」のもとに進められています。

 

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