コーケル遺跡の調査 その3

少し日が経ってしまいましたが、コーケル遺跡群の調査は連日続いています。

 

これまでに、以下の調査が進行中です。

調査班1:遺跡群内の主要な寺院の平面測量(過去に測量機器を用いた実測を終えており、今回はマニュアルで採寸する作業。一日でおよそ3寺院の採寸を終えています。)

 

調査班2:過去の基準点の確認とハンガリー調査隊への情報提供(今回の調査ミッションで予定している微地形測量に用いる基準点の確認。また、いくつかの寺院で測量を開始したハンガリー隊に、私たちが過去に計測した測量成果を電子情報と現場確認の上で伝える作業。)

 

調査班3:遺跡群全域の構造に関する調査(北方調査については先日お伝えしましたが、その後も貯水池ラハルの西側調査や遺跡群全体の北西域の調査を行いました。ラハル西の調査では自然形状か人工構造物か定かではありませんが、直線的な土手状の起伏が確認されました。また、北西域の調査では、「王道」の明瞭な痕跡とラテライト造の橋が確認されました。

 

また、26日には2名の調査団員がシェムリアップに到着。27日からは2台に分乗して遺跡に向かっています。(一)

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