カラダの器官 【 魚の授業2年目第7回 】

三井物産環境基金による活動06_2015年度10月~
皆さま、こんにちは。インターン生の谷垣です。
本日は、先週金曜日にバイヨン中学校で行われた
魚の授業についてお伝えいたします。
まずは、魚の授業が現在どのように進められているのか、
少し説明をいたします。この魚の授業は昨年度に始められたもので、
現3年生の生徒たちが、2年生だった昨年1年間、佐藤先生の元で学びました。
そして、今年度は、彼らが先生となって、下級生(1年生)に授業を行っています。
今年度は10月から、実習を含め、月に1回のペースで授業を行っています。
その様子はこちらからご覧いただけます。
さて、今回のテーマは、 ” カラダの器官 ” 。
魚の目、鼻、舌、そして耳についてです。
授業が始まるのは10:00~なのですが、発表をする生徒は
その前に1時間程、佐藤先生と復習をし、授業の準備などを行います。
それぞれ2人グループで発表を行うことに。
模造紙に説明のための絵を準備していきます。
みんな慎重に下書きをしていくなか、この生徒は大胆!笑
とっても真剣です。
模造紙の準備が出来たら、どんな説明をするのか、
どんな質問を投げかけるのか、などなどそれぞれ考えていきます。
あっという間に準備の時間は過ぎ、いよいよ授業が始まります。
まずは、 ” 目 ” について。
人間の目は何度まで見えるのか、みんなで確認をし、
では、魚の目は何度まで見えるのか、選択問題にしていました。
次のペアは、耳と舌について。
魚にも耳があるなんて知らなかった、、、!笑
そして最後のペアは、鼻について。
人と犬、そして魚を比較して説明していました。
どのペアの発表も、質問やクイズを交えながらの、
とても分かりやすく、楽しい発表でした。
授業を聞いている1年生も皆、真剣で、メモを取る生徒も!
少し話が飛びますが、私はよく前で発表する(させられる?)生徒でした。
誰が発表をするかを決める時に、しーんとなって、よくわからない
居心地の悪い空間になるのが、ただ嫌だっただけなのですが。。。
その時には、人前で話す、発表する経験が何の役に立つのかなど
考えてもいませんでしたが、大きくなって、それらの経験が
どれほど貴重で大切だったのか、感じる機会がよくあります。
彼、彼女らも、同じように感じる時がくるのではないでしょうか。
そのような意味もこめて、この授業は魚のことを学ぶ生徒たちに、
そして発表をする生徒たちに、たくさんの学びをもたらしているな、と
今回初めて授業に同行し、感じました。
とにかく、小さな先生たち、今月の授業もお疲れ様でした!
そして、佐藤先生のサポート、ありがとうございました。
また、来月の授業も楽しみです。
授業が終わってほっとした様子、、、☺
この活動は、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っている ” 「アンコールの水環境」再生プロジェクト ” です。

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