皆様こんにちは、インターン生の五井です。
今朝、バイヨン中学校では二年目の魚の授業第四回が行われました。
本日のテーマは、『様々な魚の生命の受け継ぎ方』です。
佐藤先生のもとで、三年生は真剣に授業準備を行います。
人間は、基本的に男性と女性のペアで子孫を育みますが、魚はどうでしょう…?
魚の種類によって様々な形があるというとても興味深い内容を下級生にわかりやすく伝えるべく、力を合わせて資料作成をしました。
授業内容はもちろん素晴らしいのですが、何より本日は小さな先生たちの成長ぶりに驚かされてしました。立派に説明をして、下級生に問いかけながら、穏やかな雰囲気で授業が進んでいきます。
私がこの前見学した時には、まだまだ緊張して硬くなってしまっていたと思うのですが…
本日四回目の授業にして、クメール語が分からない私でさえよく分かるような授業を、柔らかい笑顔で行ってくれました。
気が付くと窓の外にはギャラリーが…。本当に生徒たちを引き付ける授業だったようです。
「魚たちが生命を継承していくのには欠かせないきれいな環境を、これからも守っていこう。」という先輩たちの声は、しっかりと下級生に届いたことでしょう。
「生命の継承」についてのお話を聞きながら、先輩から後輩への「知識の継承」を見て、これからもずっとこの素晴らしい環境が続いてほしいと心から思いました。
今回も小さな先生たち、本当にお疲れ様でした!
このプロジェクトは、三井物産環境基金2014年度活動助成を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)とJSTが共同で行っているものです。
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番外
今日、アンコールクラウ村でのフリースクール授業を終えると、バイヨン中学校の生徒に「学校に来て!」と言われて、寄ってみると…。
放課後だというのに自転車がずらり。グラウンドから歓声が。
グラウンドでは、他校とサッカーの練習試合が行われていました。
たくさんの生徒たちが応援に来て、大変盛り上がっていました!
バイヨン中学校では、州の大会での活躍を目標にサッカーに力を入れているようです。
これからも生徒たち、先生方みんなで協力して楽しく練習を行ってほしいと思います。
五井 梨奈
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