12月1日。井戸業者がオーマヌーッス小学校に入り、井戸掘削が始りました。
業者によると、「3日で結論が出る。40m掘っても水がでなければ、再検討。」とやる気満々。
井戸掘削機
そして3日後の12月3日。
「予測していたとはいえ、岩盤があまりにも固すぎて、これ以上掘削できない。ここで打ち止めにしたい・・・・。」
井戸業者からの報告でした。3日間かけて20m掘り進んだが、もうこれ以上、難しいといいます。
とはいえ、まだ目標の40mにも到達していません。なんとか方法はないものか・・・・と、それまでとは違う方法で、もう少し頑張ってもらうことにしました。
12月4日
シェムリアップの町から出ることができないJST代表のチアに代わって、シェムリアップ軍警察副司令官の従兄弟が部下を引き連れて、オーマヌーッス小学校にかけつけてくれました。こういうとき、カンボジアの仲間は本当に頼りになります。
昼過ぎ。
朝から現場に駆けつけ、井戸業者が途中であきらめないよう、おそらくプッシュをかけ続けていたであろう従兄弟から連絡がありました。
「水が・・・・出た!。住民も多数駆けつけて、奇跡的だと喜んでいる!」
なんと、32m掘ったところで、水がでてきたそうです。
そのときに従兄弟が携帯電話カメラで撮った写真です。
茶色の水が透明に・・・。まさに、奇跡の水ですね!
(よ)
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