青年海外協力隊で理科教師としてシェムリアップ教員養成校に赴任されていた小八重桂子先生が、カンボジア離任直前に、アンコールクラウ村の子供たちを対象に、栄養ワークショップを実施してくださいました。
小八重先生は、日本では、静岡県の農業高校教諭としてご活躍されているのですが、今回は、小学生以下の子供たちを対象に、栄養について、手作りの絵や道具を使って、とってもわかりやすく説明をしてくださいました。
さすが先生!
1時間以上の時間、子供たちは皆、真剣に、時には大笑いしながら、完全に小八重先生の話に惹き付けられていました。
まずは、箱の中に、本物の野菜や魚、お米や牛乳瓶などをひとつずつ入れ、何が入っているか、手探りで当ててもらうゲーム。みんな、やってみたくてうずうずしていましたね!
そして、口から入った食べ物が、体の中でどのように動いて吸収されていくか、実物大の図を体に貼り付けて説明。胃、大腸、小腸、肛門など、皆、ちゃんと名称を知っていました。
おもしろおかしい説明と、身振り手振りの面白さに笑い転げる子供たち。教室は終始笑いの渦に包まれていました!
最後に、身体の中に入った食べ物が、どのような働きをするか、3種類に分けて説明。これはちょっと難しかったかな?
実際の食べ物でも、3種類に分けてもらいました。最初のグループの子たちは、ちょっと戸惑い気味でしたが、その次のグループからは、皆、すっかり覚えてしまって、すぐに正解を導きだしていました。
「みんな、頭がいいよ」と通訳のチアは感心。
小八重先生の話を聞く子供たちの目は、きらきら輝いて、真剣そのものでした!
小八重先生、日本帰国前のお忙しい時期に、楽しいワークショップをありがとうございました。
日本に戻ってもカンボジアを忘れずに、ぜひ、また遊びに来てくださいね!
(よ)
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