先月1月28日、三井物産環境基金2年目乾期の最後のワークショップを行いました。
アンコール・トム遺跡の北方に位置するドンアウ小学校です。
ところが、学校に到着し、校庭を見まわしてみて驚きました。
半年前に植えたマンゴーとコキの苗木は、どれもあまり成長しておらず、中には枯れてしまったものもあったからです。
牛に食べられないようにと作った保護柵は、ほとんどが壊れて無くなっていました。
ほどなくして、その原因は、昨年9月、10月の豪雨によるものだということがわかりました。
校長先生が、そのとき撮影した写真を見せてくださったのです。
学校前の道路も校庭も水浸し。写真では、校舎床上まで雨水がきていることがわかります。
私たちが半年前に植えた苗木も写っていました(写真右)。半分以上、雨水に浸り、柵も壊れかけているようです。
昨年雨期の洪水被害は、たいへんなものだったのだと今更ながら実感しました。
そして、今回のメンテナンスの様子です。
ドンアウ小学校6年生約40名が参加して、新たな木の枝で、新たに柵をつくるところから、始めました。
そして、最後に、アンコールクラウ村青年グループ全員で、校長先生にインタビューを行いました。
これで今年5校の乾期メンテナンスワークショップは終了です。
今後は3月の知見共有ワークショップに向けて、まとめの作業に入ります!
(よ)
本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。
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