ゴミ山を緑に!三井物産環境基金による初年度後期の活動開始。

2011年1月13日

 

カンボジアもすっかり乾期に入り、気温が低く(といっても20度代)、過ごしやすい日々が続いています。

三井物産環境基金による活動も、いよいよ初年度後半になりました!

 

乾期のこの時期は、前期に植えた植林のメンテナンスを中心に、

3箇所の小学校(ワットダムナッ小学校、チェイ小学校、アンコールクラウ小学校)でワークショップを行う予定です。

もちろん、アンコールクラウ村青年グループが活動の中心となります!

 

さて、最初のワークショップは明後日、ワットダムナッ小学校で行われるのですが、

このブログを読んでくださっている皆さん、覚えていらっしゃいますか?

この小学校は、校庭が狭い上に、校舎の裏側はゴミの山となっていました!!

 

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←昨年7月に撮った写真です。

ゴミ、ゴミ、ゴミ・・・・。

悪臭も漂っていました。

 

 

 

 

本来の活動計画では、雨期の間に植林を行う予定でしたが、

まずは、ゴミを取り除き、ゴミ穴に土を入れ、それからでないと植林は難しいとのことで、

ワットダムナッ小学校だけは、一部の植林を除き、例外的に乾期に植林を行うことにしたのでした。

 

雨期の間はもちろん、乾期の初めころまでは、敷地がぬかるんでトラックが校庭に入ることができず、土入れができないからです。

 

そして、今日。

いよいよ土が入ることになりました。

 

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←大型トラックで土を搬入します。

全部で30台~40台分になると予想しています。

 

 

 

 

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←少しずつ土が入り始めた校舎の裏の敷地。

奥に見えるのは、先日、韓国の支援で出来上がったばかりのトイレです。

今まで、この小学校にはトイレは4つしかなく、トイレ以外のところで用を足す生徒がほとんどだったのですが、

韓国の支援で、合計8室ものきれいなトイレができました!

 

 

 

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←ワットダムナッ小学校の校舎のペンキを塗り替えている韓国の大学生です。

楽しい絵を描いて、出来上がったら、小学校の生徒たちにダンスを教えるなど、

すばらしい活動をしています。

 

 

 

 

町中にありながら、今まで、お寺の片隅で見捨てられてきたかのようなワットダムナッ小学校でしたが、

少しずつ支援者が増えてきたようですね。

 

小学校の先生方も生徒たちも、とても嬉しそうで、

毎日、校庭では、小学生何人かが、ゴミを運んだり、草取りをしたり、野菜を育てたり・・・・・と、

少しでもきれいな学校にしようという、皆の気持ちが行動になって現われてきたような気がします。

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で行っている活動です。

 

 

 

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