1年間、クラウ村青年グループと行ってきた、三井物産環境基金による地域の環境保全活動。
対象小学校の変化がよくわかる写真を選んでみました。
見てください、この変化を! 改めて、活動の意義を実感しますね。
左側の写真が環境ワークショップ以前の写真。右側の写真が、その後の写真です。
1)ワットダムナッ小学校の校舎の裏。
近隣住民が夜にゴミを捨てていたこともあり、以前はゴミだらけだったのですが、学校側でゴミを撤去し、今回の活動費で土を入れ、そして、皆で植林を行いました。
2)アンコールクラウ小学校のゴミ捨て場。
以前は、校庭の片隅一帯にゴミを捨てて、ゴミがたまったところから、校長先生が火を付けて燃やしていました。火が草に燃え移ったりして、ひやひやする場面もありました。
よく見ると、以前の写真の右側に、わずかに、焼却炉用の土管が見えますね。。。。
ゴミは周辺にあふれかえっているのがわかります。
現在は焼却炉用の土管内のみでゴミを燃やすようになり、周辺のゴミはきれいさっぱりなくなりました。
3)たとえばアンコールクラウ小学校。
以前は、校庭や学校の前などに、ところ構わずゴミが捨てられていましたが、ワークショップ後、学校側でゴミ箱がつくられました。
4)これもアンコールクラウ小学校の写真ですが、生徒も当番を決めて、校庭のゴミ拾いを行っています。
(※)他の小学校でも、環境ワークショップ後、同様の活動が行われています。
5)チェイ小学校では、もともと学校菜園を行っていましたが、昨年末に教育省の指導が入ったこともあり、アンコールクラウ村とワットダムナッ小学校でも、ゴミを片付けて空いた場所で野菜を育てるようになりました。
写真は、アンコールクラウ小学校の写真です。
以前は、校庭の真ん中に、「将来、人口が増加すれば、野菜や香草が足りなくなり、森の木や魚も足りなくなります。あなたはどう思いますか?」と書かれた看板が立てられていました(左の写真の中央)が、学校側では特に行動を起こしていませんでした。
現在は、高学年の生徒たちが野菜の世話をし、なかなか立派な野菜がたくさん育っています!
(よ)
本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。
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