4月3日(日)
アンコールクラウ村青年グループのリクエストを受けて、村のコミュニティセンターで、
村人向けの環境ワークショップが行われました。
発表者はクラウ村青年グループのメンバーです。
先日配られた、お揃いのTシャツを着て、皆、張り切っています。
そしてこの日は、ワークショップ後に、お楽しみも。。。
村の子供たちに大好評の雑炊をつくって、子供から大人まで、皆で食べて楽しみましょう!と計画しています。
クメール正月前ということもあって、皆、すでにお祭り気分です。
まずはじめに、JST代表のチアより、この1年間の青年達の活動についての概要説明です。
と同時に、クラウ村の子供たちを対象にした笠原先生の絵画教室や、毎日、このコミュニティセンターで行われている子供向けの英語教室、そして週1回の日本語教室のことも・・・・。
この機会に、ぜひ、村の子供たちに様々なチャンスを、とアピールするとともに、
コミュニティセンターや小学校、村道などの清掃・整備に、村の大人たちもぜひ協力してほしいと提案しました。
村の子供たちが描いた絵を紹介(↑)
←プノンペン大学の学生で、シェムリアップに調査にやってきているスマイ君も参加してくれました。
さて、いよいよ、アンコールクラウ村青年グループによる、「衛生」「環境」「森林保全」をテーマとした発表です。
小学生向けの発表会からすでに半年がたち、また、村の大人たち相手ということもあり、皆、少々緊張気味でしたが、最後に村人を代表して副村長さんから、青年達の活動を高く評価するお言葉をいただきました。
←発表会終了後、JSTの吉川舞とタウリーを囲んで行われた反省会。
吉川の提案で、5月の連休に、シェムリアップから170km離れたサンボー・プレイ・クックというプレアンコール時代の遺跡のある村で、小学生を対象に同様の発表を行うことになりました。
←それまでに、しっかり練習をしましょう!とタウリー女史。
青年グループの面々は、毎週日曜日、タウリー先生の日本語教室後に発表の練習を行うことになりました。
いよいよ雑炊ができあがりました!
ワークショップが始まる前から、村のおばさん達が、一生懸命作ってくださっていたのです。
鶏肉たっぷりの雑炊。タロイモも入っています。
今回は、大人たちも集まっていたこともあり、3つの鍋で作った雑炊が、あっという間になくなってしまいました。
終了後、村の大人たちは、汚れたビニールシートを拭いたり、ゴミを片付けたりと、清掃をはじめました。
今後は、月に1回集まって、村の清掃とコミュニティセンターの草むしりを行うことも決まりました。
少しずつではありますが、自然とよい方向へ、村全体で動き出していることを感じた一日でした。
(よ)
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