5月7日(土)
先週、環境調査を行ったコックチョウ小学校で、5年生、6年生、約130人を対象とした環境ワークショップを行いました。
まずは、「環境」「衛生」「森林保全」について、青年グループが生徒に説明します。
生徒たちは、皆、青年たちの説明にうなずきながら、真剣に耳を傾けています。
発表者は、生徒たちに時折質問を投げかけるのですが、それらにも積極的に答え、この学校の生徒たちは環境についてかなり知識を持っていることがわかりました。
その後は、マンゴーの苗木15本と、コキの苗木30本の植樹です。
生徒たちは皆、われ先にとスコップを持ち、クワをふるい、水を運び・・・・、楽しそうに苗木を植えていました。
最後に、環境絵本『森はともだち』を配布しました。
一人一冊ずつ配られた絵本に、皆、大喜び。
校長先生からもたいへん感謝され、無事に今年最初の環境ワークショップが終わりました。
けれども、ひとつだけ、気になったことがあります。
それは、礼儀正しく溌剌とした生徒たちとは対照的に、生徒たちの後ろで、お菓子を食べながら発表を聞いていた女性教師たちの態度です。
まだ学齢期に達していない自分たちの子供も一緒でした。
以前も、別の学校で、生徒に黒板の問題を解かせている間に、廊下に座りこんでラーメンをすすっている女性教師がいましたが、このような悪習は、カンボジアでは常習化されているとはいえ、見直しが必要なのではと感じました。
(よ)
本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。
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