7月11日(日)
今日は、アンコールクラウ村青年グループを対象にした勉強会。
(一財)国際開発センター(IDCJ)が、数年前、東ティモールで実施した、「改良かまど普及プロジェクト」の様子を、IDCJの板倉さんがレクチュアーしてくださいました。
このかまどは、火元の周りを粘土で固めた素焼きのPOTで覆い、熱をなるべく逃がさないことによって熱効率を上げたものです。
これにより、薪消費量を減少させることができ、森林保護につながるのです。
ここカンボジアの農村部でも、薪の乱伐が、近年、問題化してきています。
アンコールクラウ村の住民も、毎日、薪や炭を使って炊事をしています。
自分たちにとって、かなり身近なテーマであるだけに、アンコールクラウ村青年グループの面々も興味津々。
どのように作るのか、仕組みはどうなっているのか、など、質問や議論も飛び交いました。
そして、アンコールクラウ村でもこの改良かまどを作ってみよう!と盛り上がった勉強会でした。
カンボジアの農村部の若者が、このように、外の世界に触れる機会がほとんどない中、
村にジャストフィットした話題をレクチャーしてくださった板倉さん、どうもありがとうございました!
(よ)
本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。
コメント
その説はお世話になりました。
勉強会とても楽しかったです。
青年グループの人たちと仲良くなってきたころには、帰国日で名残おしいばかりです。
また行きたいなあ。。。
改良かまどを試作されるとのこと、楽しみですし、これは人ごとではありません!!