5月21日(金)
今日は、今年2回目にIDCJ-JST環境調査を行うチェイ小学校の下見へ行ってきました。
チェイ小学校は、校長先生が教育や学校整備に非常に熱心なため、世界各国の様々な団体からの支援を受けている公立小学校です。
JSTでも、今年、NPO法人オアシスからの依頼で、チェイ小学校内に校舎1教室の増築工事を行っているところです。
←工事は始まったばかり。この日は根切り工事をおこなっているところでした。
その他にも・・・・・
校舎の壁には、韓国の大学生が描いたかわいい絵が描かれています。
校庭の後ろには、畑やバスケットコートなどの広い敷地があります。
なすやきゅうりなどの野菜畑も。
図書室内もきちんと整理整頓されています。
Room to Readの支援で図書室運営方法などの指導も受けているとのこと。
ちょうど、クラスの図書係が集まって、先生の指導の下、折り紙で飾り物を作っているところでした。
何ができるのでしょう?
さらに、この小学校には、生徒用のコンピュータールームまでありました。
一人の生徒が子供用PCで何やら作業をしていたので、覗いてみると・・・・。
海外の友達に、英語で自己紹介文を打っているところでした!
しかも自分の写真入りで!
現在は、この小学校にはインターネット接続がされていないので、この場で送信することはできず、後で先生が町のインターネットカフェまでコピーを持って行って、そこから送信するそうです。
それにしても、コンピューターの支援まで受けているとは驚きでした。
小さな子供がいるボーリャックさんも、「家から遠すぎるので無理ですが、うちの子供もこの学校に入れたいくらいですね」と言っていました。
(ちなみに、カンボジアの公立小学校は地域学区制ではないため、行きたい小学校を選んで行くことができます。シェムリアップで一番人気のあるワットボー小学校は、すでに5000人もの児童が在籍していて、順番待ちでなかなか入学ができないほど、だそうです
。)
さあ、明日はいよいよアンコールクラウ小学校での環境調査です。
どのような調査になるでしょうか・・・・・。
(よ)
コメント
おー!XOですね。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/03/21/olpc/index.html
「世界を変えるデザイン展」にも出ていました。
http://exhibition.bop-design.com/
実際に使われているのを見ると、ちょっと感動。
XOって何?と思ったら、そんな謂れのあるPCだったのですね。チェイ小学校にはざっと40台ありましたが、小ガエルのようなかわいいデザインでした。
「世界を変えるデザイン展」の中では、セラミックウォーターフィルターでしたらカンボジアでも大活躍しています。どの小学校でも一つはあるのではないでしょうか・・・。
それに、ジャイプールフットという義足も、先週、西洋人が、シェムリアップの“デラペ”というおしゃれなカフェで、短パン+片足義足といういでたちで座っていましたが、それではないかと思います。30ドルで手に入るなんて、画期的ですね!