JST調査に強力メンバー加わり、クラウ村小学校の下見へ。

5月18日(火)

アンコールクラウ村の青年グループによる「アンコールクラウ村小学校の環境調査」を4日後に控え、

まだアンコールクラウ小学校に行ったことがないJST調査メンバーと一緒に、小学校の下見に行ってきました。

 

ここで、今後の一連の調査に関して、JSTカンボジアスタッフのソパリーとタウリー以外に、強力なメンバーが加わることになりましたので、今回の下見に参加してくれた2人を紹介します。

 

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ソティーさん(左)とボーリャックさん(右)です!

 

 

 

 

ソティーさんは、JST代表のチア・ノルと同じ世代で、ポル・ポト時代を体験しています。

今年3月までの約4年間は、日本ユネスコ協会連盟のカンボジア支部に勤務しており、村人参加型のコミュニティー活動や、地域のリーダー及び教育局職員との交渉・折衝などにも関わってきたそうです。

 

ボーリャックさんは、20代後半、2児の母でもあるため、現在はフル勤務で働くことはできないのですが、数ヶ月前まで、JSTのバイヨン・インフォメーションセンターに勤務していました。

その前は旅行会社勤務、日本語ガイドとして活躍していた時期もあり、日本語は読み書きともにほぼ完璧です。

 

その他に、ベテラン日本語ガイドとして働いているソーさんも、時間があるときに参加してくださることになっています。

なんとも心強い限りです。

 

 

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さて、アンコールクラウ小学校では、ちょうど休み時間だったため、子供たちが元気に校庭に飛び出し、仲良く遊びまわっていました。

 

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学校全体をさっと見渡すと、

教室の中には、衛生に関するポスターが貼られ、

 

 

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環境に関する言葉も、校庭に設置されていました。

 

 

 

 

 

この看板の内容は、というと、

「将来人々が多くなれば、香草がなくなり、池に住む魚が少なくなり、森の中にある木がなくなり、食べ物が足りなくなってきます。あなたはどう思いますか?」とのことです。

 

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一方、校庭一面には、このように、まんべんなくゴミが落ちていて、校庭の隅では、校長先生が、集めたゴミを燃やしているところでした。

 

 

 

とはいえ、ただ草むらにゴミを集め、そこに火をつけているだけなので、校長先生が目を離した隙に火は草に燃え移り、広がりはじめていました。

私たちが声をかけたので、校長先生は「アヤー!」と驚きながら、火を消し止めていましたが、こんなのはきっと日常茶飯事。危ないですね・・・・。

 

下見の結果、小学校での環境調査は、

「小学校内の緑化状況を調べるための調査」

「環境に対する先生へのインタビュー」

「環境に対する周辺家庭へのインタビュー」

と大きく3つに分けて行うことに決定。

さっそく、調査項目を書き出し、カンボジア語の調査票を作成することになりました。

(これらの作業は、オフィスにいるソパリーとタウリーにお願いすることになります)

さて、どんな調査票ができてくるでしょうか・・・・・。

 

(よ)

 

本プロジェクトは、三井物産環境基金「第2回活動助成」を受諾し、(一財)国際開発センター(IDCJ)と共同で活動を行っているものです。

 

 

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←帰りに、小学校前の屋台で子牛の肉を買うボーリャック奥様。

 

市場で売られている肉は、出所がはっきりしないので品質が悪いこともあるけれど、ここで売られているのはアンコールクラウ村の牛なので、安心!

しかも安い!とのこと。

 

 

 

 

 

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