サンボー・プレイ・クック遺跡の保全

サンボー・プレイ・クック遺跡の保全

サンボー・プレイ・クック遺跡群 新しいフェーズへ

 1998年より開始されたサンボー・プレイ・クック遺跡群での調査活動は,15年目を迎えることになりました。アンコール遺跡における修復工事と比べれば細々とした活動ではありますが,一つの遺跡群全体の研究・保存・整備・活用という総合的な取り組みの...
サンボー・プレイ・クック遺跡の保全

サンボー・プレイ・クック遺跡の煉瓦造寺院の修復工事

サンボー・プレイ・クック遺跡の煉瓦造祠堂にて修復工事を進めています。 現在進めているのは、遺跡群内でも最も大きな境内を有するプラサート・サンボー寺院の中央祠堂です。塔の各所が崩落の危険に瀕しており、数年前の降雨時には部分的な煉瓦積みの倒壊...
サンボー・プレイ・クック遺跡の保全

7世紀の都城「イーシャナプラ」の緊急調査完了

先日報告しましたイーシャナプラ(サンボー・プレイ・クック遺跡群)での調査を完了しました。 カンボジアにおける7世紀の都城址の内部に、村民により1.5kmにおよぶ道が建設され、その側溝から多数の遺構が出土していることが確認されました。 中...
サンボー・プレイ・クック遺跡の保全

7世紀の都城「イーシャナプラ」の緊急調査

コンポン・トム州サンボー・プレイ・クック遺跡群にて調査を開始しました。 この遺跡群は7世紀に栄華を誇ったとされるチェンラ王朝の王都「イーシャナプラ」の都城址です。 遺跡群は多数の煉瓦造の寺院がよく知られていますが、寺院がまとまってある地...
クメールの遺跡たち

煉瓦遺跡の修復工事

古今東西,レンガ造の建築は数知れない。レンガの歴史を紐解けば,紀元前4000年の頃,メソポタミア文明においてレンガが初めて積み上げられ,建物が造られたという。そのころは,粘土に藁などをすき込み乾燥させただけの「日干しレンガ」であったようだが...
サンボー・プレイ・クック遺跡の保全

サンボー・プレイ・クック遺跡群世界遺産に向けての第一歩

本日、7月27日にプノンペンの文化芸術省において、サンボー・プレイ・クック遺跡群のユネスコ世界遺産申請書類作成のための第一回目の協議が行われました。 プノンペンユネスコの代表を始め、国内ユネスコ委員会のメンバー、文化芸術省関係者、プノンペ...
クメールの遺跡たち

コンポントム州博物館オープン

2011年3月にサンボー・プレイ・クック遺跡群が位置するコンポン・トム州の博物館が開館しました。本事業ではこれまで長年に渡り,博物館の設立にむけて協力をしてきましたが,念願の開館を迎えました。 サンボー・プレイ・クック遺跡群から出土した石...
クメールの遺跡たち

コンポントム州 博物館の開設準備

カンボジアの首都プノンペンと一大観光地シェムリアップを結ぶ国道6号線の中間地点に位置するコンポントム州。この国道沿いに州博物館の開設が進められています。 これまで、コンポントム州の文化芸術局内の倉庫やサンボー・プレイ・クック遺跡群の現場倉...
サンボー・プレイ・クック遺跡の保全

サンボー・プレイ・クック遺跡 世界遺産申請サイトに国内決定

9月20日、カンボジア文化芸術省における会議において、来年2月に正式にカンボジア政府よりユネスコに対して世界遺産登録を申請する候補地として、サンボー・プレイ・クック遺跡群が選定されました。 また、あわせてカンボジアの古式格闘技であるボッカタ...
サンボー・プレイ・クック遺跡の保全

サンボー・プレイ・クック遺跡群でのトレーニングプログラム終了

サンボー・プレイ・クック遺跡群にて3週間にわたって実施していたプノンペン芸術大学、メコン大学の建築学部・考古学部生へのトレーニングプログラムを9月9日に完了しました。 今回のプログラムでは途中、日本から来た大学生のスタディーツアーや、ボラ...
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