バイヨン中央塔の研究

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バイヨン中央テラスのボーリング調査

バイヨン寺院中央塔の構造的補強処置の研究を目的として、塔の基礎構造となる中央テラスの内部調査を開始しました。 2010年にも中央テラス上南側において鉛直と斜ボーリング調査を実施しましたが、これらの調査によりテラス上に約30mの高さで聳える...
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バイヨン本尊仏 いよいよ彫刻開始

バイヨン本尊仏の模刻制作のために、大型の砂岩新材が現場に到着した様子を先日お伝えしました。 続報です。 到着の後、いよいよ彫刻を開始したい・・・と思っていましたが、いざこれだけ大きな石材を前にして、どこから削ったらよいか分からない。。。...
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バイヨン中央塔のボーリング調査 その2

バイヨン中央塔の直下の構造を調べるためのボーリング調査が当初予定していた調査工程をひとまず完了しました。 発掘調査がつねに予想を裏切るように、今回のボーリング調査も想定していた結果とは全く異なる地下構造が確認されつつあります。 鉛直ボー...
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ヒラリークリントン バイヨン現場来訪

アメリカ合衆国国務長官ヒラリー・クリントンが10月31日にバイヨン寺院を訪れました。 バイヨン寺院の中央までは入る予定がありませんでしたが、最上段テラス上で行っていたボーリング調査に興味をもたれ、予定外にJASAの調査現場を見学されました...
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バイヨン寺院中央塔でのボーリング調査 その1

JASA(JSA日本国政府アンコール遺跡救済チーム)は,2008年より,中央室内での2回の考古学的発掘調査とボーリング調査,西室での発掘調査,そして地下探査を行い,中央塔を支えている基壇内部の基礎構造の解明,そして塔の構造的な安定化のための...
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シェムリアップ空港の離着陸がアンコール遺跡に与える影響調査

早稲田大学理工学部前田研究室の協力のもと,日本国政府アンコール遺跡救済チームはバイヨン寺院において,シェムリアップ空港の離着陸時の衝撃がアンコール遺跡群にあたえる影響についての調査を行いました。本調査はアプサラ機構からの依頼により実施される...
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バイヨン寺院 本尊仏の再安置プロジェクト その8

東大寺の大仏、そして大仏殿が幾多の災難に遭いながらも、修復・再建されてきたことはよく知られている。中でも、重源と公慶の勧進によって復興された異なる二つの時代の物語は有名である。重源には複数の協力者がいたのに対して、公慶は再建資金を集めるため...
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バイヨン寺院 本尊仏の再安置プロジェクト その7

本尊仏修理と移動についてのシミュレーションをしてみたが,もう一つ考えないとならない問題がある。「中央塔主室の地下の構造強化」について。 中央塔における発掘調査やボーリング調査については,以前にもこのブログで紹介したことがあったが,重要な結...
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バイヨン寺院 本尊仏の再安置プロジェクト その6

オリジナルの本尊仏の再安置は何よりも望ましいが、やはり現実的には厳しい問題が多発することが予想される。次善の策として、オリジナルの本尊仏は、現テラスに保持したまま解体を伴わない修復処置だけを行い、バイヨン寺院の中央には、このレプリカを設置す...
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バイヨン寺院 本尊仏の再安置プロジェクト その5

バイヨン寺院の本尊仏、通常のクメールの石仏と比べてかなり大きなものである。 全高4.7m、下部1mの台座は切石を積み上げて構成されているが、その上のとぐろを巻くナーガの全体と座仏像の全ては砂岩一材よりなっている。 彫像は全体で約15トン...
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