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むらライフ

水の都・コンポンプロック

カンボジアのほぼ中央に横たわる、東南アジア最大の湖・トンレサップ。 雨期と乾期で3倍にも大きさを変え、湖が膨張する勢いで大河が逆流する現象まで起きる大湖。 一番小さいときで琵琶湖の3倍。大きいときには琵琶湖の10倍といわれるその湖は、 古代...
コミュニティセンター

カンボジアの子供支援のためのワークショップ開催のお知らせ

今週2月13日(金)、JSTアンコール・クラウ村コミュニティーセンターにて、日本社会事業大学主催のワークショップ「カンボジアの子供支援のためのコミュニティーソーシャルワークショップ―現実、可能性と夢」が開催されます。 日本からは福祉関係の先...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その5

中央塔群の西側副塔である第6塔の発掘調査に対象を変更して,再び調査をするか否か、検討を行いました。 第6塔の床面に堆積している土砂のクリーニングを行ったほか,平面記録,石材のレヴェル測量などを進めています。   昨日,バイヨン寺院では,内回...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その4

残り2材の小さな石材もやはり同様で,解体をしたものの,その下には大型の石材ががっちりと敷き詰められており,この時点で石材の解体は断念せざるを得ない状況に至りました。 どうしても石材を取り外す,というのであれば,解体する石材の上面に数本のピン...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その3

敷石の解体が進み,ようやく第一層が全て取り除かれました。この段階で第二層の平面図の作成,各石材のレヴェル測量などが行われます。第一層の石材はいずれも約10c程の薄いもので,後世に床面を嵩上げするように改変したと考えることも可能ではありますが...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その2

敷石となる石材が一つ,取り外されました。 しかしながら,この作業,予想以上に難航し,いろいろな工具を用いて四苦八苦の末,ようやくのことで解体できたのです。解体作業の前の目視調査からではよく分からなかったのですが,石材間の目地には徹底的にモル...
掲載されました!

「カンボジアに教育施設」(北日本新聞 ’09 1月11日)

2008年9月、JSTの活動地であるアンコールクラウ村に、 日本の企業とその他の支援者の方々からの寄付を受けて、 新しく村の人のための集会所や図書館が建設されました。 2005年から子供たちのための英語塾として活躍しているやまなみフリース...
バイヨン中央塔の研究

中央塔の発掘調査 その1

「今日のバイヨン」ようやく初めてのバイヨン寺院の紹介となります。   バイヨン寺院では,1994年より「日本国政府アンコール遺跡救済チーム」によるさまざまな活動が進められています。今後いろいろな調査研究,そして修復活動についてご紹介できる...
クメールの遺跡たち

コーンの滝 その2

ところで,このブログはアンコール遺跡のことを書かなくてはならないので,少し話の方向を変えましょう。 今回コーンの滝を見たいと思ったのは,やはり石井先生が仮説として示されているメコン河とムン川をもって「東南アジア大陸部を東西に結ぶ古代文化の...
クメールの遺跡たち

コーンの滝 その1

遺跡から少し足をのばして「メコン河の大瀑布コーンの滝」を訪れました。正確にいうと,いくつもの瀑布群の中でも,最もメジャーなパペーン滝とソムパミット滝です。ワット・プーからバスで1時間半ほどでコーン島に,そしてさらにボートに乗り換えて1時間ほ...
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