シェムリアップにある、UNESCO/JASAオフィス。
私たちその緑の庭に囲まれた開放的な空間で評判の事務所内に、
バイヨン寺院に関する情報を一気に集めた新しい展示ホールが新しく誕生します。
その名もBayon Information Center(バイヨンインフォメーションセンター)
設立を計画してから早1年、いよいよそのオープニングの日が近づいてきました。
より多くの方に、バイヨンについて、そしてカンボジアの寺院や歴史について知っていただくための情報基地を作りたい。
そう思って、展示用の文章を考え、映像を制作し、パネルを準備し、石彫をつくり、設営をして・・・
長い長い時間と、たくさんのスタッフの労力がようやく少しずつですが形になってきました。
入口正面に設置されたバイヨンの尊顔。
制作・設置を手掛けたのはJASAの石材修復チームの作業員たち。
内容を担当したのはJASAの修復専門家たち。
パネルでは、英語とクメール語でバイヨン寺院やクメール寺院の歴史についてを紹介。
設置中の作業員たちも仕事の合間に読みふけっています。
6月2日の夜、ユネスコや大使館、アンコール地域で活動する修復チームのメンバーをご招待するオープニングイベントがあります。
追い込み作業もあと少し。
オープニングのレポートもご期待ください!
(ま)
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