バイヨン・インフォメーション・センターも開館から8カ月が経ちました。
日本からのツアーのお客様を中心として、訪問者数も順調に伸びています。
ただ、カンボジアの方々にはまだその存在があまり知られておらず、訪れる人も遺跡関係者がほとんどという状況でした。
そこで、JSTのチア・ノルとセンタースタッフのウォーリャとソパリーが相談し、まずはシェムリアップ市内の大きな学校に告知をしに行くことにしました。先月の末に学校を回って先生方に呼びかけていたのですが、その甲斐あって!!
本日のお客様はシェムリアップにある「師範学校」と呼ばれる、教員養成校の生徒さんたちでした。
こちらが、カンボジアの未来の教育を担っていく、教員のタマゴたちです。全部で9クラスあるそうですが、これから毎日午前と午後に1クラスずつ30人のグループで訪れることになりました。
観光で訪れるお客さんとも、子供たちのスタディーツアーとも違う説明や質問に、センターのスタッフたちも気が抜けない様子。質問が多いので、通常1時間弱で終わるところが、2時間以上に及んでいます。
彼らが先生として、各地で一人立ちしていくときに、バイヨン寺院とカンボジアの歴史が次世代に波のように伝わっていくかと思うと、なんだかドキドキします。
また、彼らが先生になった学校からまた生徒たちが来たり、とさらに想像が膨らみます。
カンボジアは国民の半分が20歳以下といわれる若い国。先生たち、頑張って!!!
(ま)
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