カンボジアの人は「ざ」が言えない?〜10月初めての日本語授業から

日本語教育@バイヨン中学校2017~




初めまして!10月から JSTでインターン生として活動している中岡航太郎です。

五ヶ月間よろしくお願いします。

 

土曜日に、バイヨン中学校で私にとって初めての日本語授業がありました。

 

午前中の音楽の授業が終わり、生徒たちは一旦昼食を食べに自転車で家に帰宅。

 

私たちは「また、日本語の授業を受けるために学校に来てくれるかな、、?」と不安になりながら彼らを待っていました。 

 

ただとても嬉しいことに、数人の生徒は2時からの授業の1時間前に教室に来てくれました。

みんなの日本語の教科書を見せてもらったり、勉強のお手伝いをしました。

 

授業の準備はしていましたが、早く来た生徒のレベルを見て急遽授業内容を少し変更することに。

私の不安はどんどん募っていきます。

 

 

そうしているうちに、教室にどんどん生徒たちが集まって来てくれました。

最終的に、なんと11人もの生徒が来てくれました。

 

バイヨン中学校はまだ長期休暇だというのに、生徒たちのやる気がすごいです。

 

 

今回の授業はまず自己紹介シートに自分の似顔絵と名前・年齢・クラス、さらに好きな〇〇や将来の夢を書いてもらいました。

 

クメール語でも、日本語でもいいよ。と言ったにも関わらず、みんな日本語でそれぞれの項目を埋めてくれました。

 

その次に、ひらがなの復習をしました。

ほぼ全員がひらがなの読み書きをスムーズにこなしていました。

それぞれのノートを貸して見せてもらうと、すごい量の文字をノートに書いていました。

勉強熱心な姿に感動すると同時に、もっとたくさんの日本語を知ってもらいたいと、授業にさらに熱が入りました。

 

 

 

 

最後に、ひらがなの「濁音」の発音に挑戦しました。

「が行」まではスムーズだったのですが、「ざ行」の発音で数人の子が難しそうに頭を悩ませていました。

 

実はカンボジアには「ざ行」の音がないらしく、

生徒に英語の「Z」を言ってもらうと、うまく言えずに「セット」になっていました。

 

私も授業の中でカンボジア語を使おうとしたのですが、発音がおかしいらしく全く通じず、。生徒の名前をカンボジア語で呼んでも、間違っているらしくずっと笑われていました。

母国語ではない言語を学ぶ難しさを生徒も私も感じました。

 

 

授業が終わった後は、外に出て日本の遊びである「だるまさんがころんだ」をして遊びました。

 

生徒たちは独自にルールを加えてとても楽しそうに遊んでくれました!

次の授業も一緒に頑張ろう!^^

 

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