カップを使ってリズムを刻もう!

バイヨン中学校2017-2018年
みなさま、こんにちは。
10月から来年の2月まで、こちらのJSTでインターンをさせていただく藤原菜々美です。
どうぞ、よろしくお願いします。
さっそく先週の土曜日は、バイヨン中学校で音楽の授業を行ってきました。
バイヨン中学校の新学期は11月からなので、授業はまだ始まっていないのですが、生徒たちは大掃除をしに学校へ来ています。
先日、初めてバイヨン中学校を訪れたときには、新入生らしき生徒たちが中庭で校長先生のお話を聞いていました。
みんな真剣に聞いています。たまに笑いが起きることも。
カンボジア語が分からないのがもどかしいです。
授業当日は、カンボジアでは珍しく朝から雨が降っていました。
インターン生がトゥクトゥクに乗って中学校まで向かっていると、学校の方から自転車で家の方へ向かっている生徒たちと次々とすれ違います。

「あれ、もしかして雨だから皆家に帰ってしまった?」と思ったのですが、
学校につくと、12人の生徒が音楽の授業をうけるために残ってくれていました!
今回私が授業で扱ったのは、〈カップソング〉という、
カップを使って音を奏でるリズム遊びです。
世界中で大流行したリズム遊びで、今では世界中の人たちがカップソングで遊んでいる動画をYouTubeにアップロードしています。

元々は、アメリカの女優であり、歌手活動も行っているAnna Kendrirckさんの、『When I’m Gone』という曲のプロモーションビデオの中で、歌いながらカップでリズムを刻むシーンがあり、その動画が話題となったのがきっかけでした。

カップひとつあればできるお手軽さ、そして癖になってしまうほど耳に心地よいリズムで人気を博しています。

そんな〈カップソング〉を、今回バイヨン中学校の生徒たちと練習しました。
まずは、動画を見て、
(動画の音が出なかったので、この後私が動画に合わせて実践してみると、生徒達も興味津々に!)

ひとつひとつの動作をゆっくりと、少しずつ練習していきます。
慣れてしまえば簡単なのですが、複雑な動作をするので慣れるまでが大変です。
私たちインターン生も授業の前に動画を見て練習していたのですが、できるようになるまでにかなりの時間がかかりました。

うまくできない子に「違う違う、こうするんだよ!」といった風に、
隣から教えてあげる子がいたり、勢いよくリズムを刻みすぎてコップが遠くに転がっていってしまっている子がいたりと、とても賑やかな様子です。
1人である程度リズムが刻めるようになると、次は輪になって、コップを回す作業も加えます。
最終的には、こんな感じに仕上がりました。

こちらの動画は、校長先生がバイヨン中学校のFacebook上であげてくれたものです。
テンポはゆっくりですが、なんとかできるようになりました!
今回は私にとって初めての授業だったのでとても緊張していて、ハプニングも多く、子供たちが楽しんでくれていたのかとても不安だったのですが、次の日本語の授業の前後に、自分たちでカップを取り出して遊んでくれている子達もいて、安心とともにとても感動しました。
これから、5か月間、バイヨン中学校の子供たちに音楽の楽しさを知ってもらえるように、一生懸命頑張っていきたいです。

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