牛を捕まえに行きます!?

日本語教育@バイヨン中学校2017~
今回のブログではバイヨン中学校で
毎週土曜日に行っている日本語授業について
ご紹介したいと思います。
ある日の授業では
「~へ行きます/来ます/帰ります」
という表現を勉強しました。
教科書の例文では
「あなたは明日どこへ行きますか。」
という表現があり、
ふと生徒たちの休日の予定が気になり、
生徒たちに明日何をするか聞いてみました。
そうすると、
サッカー等のスポーツをするという生徒、
魚を捕りに行くという生徒、
牛を捕まえに行くという生徒
がいました。
休日にスポーツをするという中学生は
日本にも多いかもしれません。
以前はバイヨン中学校でのサッカー教室について
記事を書きましたが、カンボジアで人気のスポーツといえば
サッカー、バレーボールあたりのようです。
魚を捕りに行く生徒は家族の手伝いでしょうか。
自然が身近にあるカンボジアならではという気もします。
そして気になったのは最後の
「牛を捕まえに行く」という回答。
詳しく聞いてみると、
牛をつないでいる鎖が外れて牛が逃げてしまうことがあり、
その牛を捕まえに行くことがあるとのこと。
確かに、カンボジアでは
よく牛がつながれている光景を目にしますが、
生徒たちに牛を捕まえに行くという苦労がある
なんて想像もしていませんでした。
カンボジアの子どもたちはやはり
家の仕事を積極的に手伝うのでしょうか、
ここからは日本語授業の生徒たちの様子を
写真で紹介したいと思います。
日本語授業に集まる生徒は
やる気いっぱいの生徒ばかりで
上の写真のように、例文をしっかりと
ノートに書き写したり、例文だけでは
満足せず、休憩時間に新しい単語について
質問してくる生徒までいます。
こちらは授業で勉強した動詞の復習タイムとして
生徒に覚えた単語を書いてもらっている様子です。
濁点がつくと少し難しい様子でしたが
最終的にはどの生徒も正解にたどりつきました!
授業の最後には6月といえば日本は梅雨ということで
サザエさんの「梅雨の楽しみ方」という話を
みんなで見ました。
あまりこういったアニメに親しむ機会はないようですが
見始めると面白いシーンでみんなで笑ったりと
楽しそうな生徒たちの様子が見られました。
カンボジアに梅雨はありませんが、
5月から雨季に入り、雨の日も少なくありません。
雨が多いと、気持ちも沈みがちになってしまいますが、
生徒たちはいつも笑顔で元気です。
梅雨をも吹き飛ばしてしまいそうな生徒たちの元気な様子。
また更新したいと思います。
豊田

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