みなさん、こんにちは!
カンボジアの野菜、果物といえば
何を思い浮かべますか?
今週のバイヨン中学校の日本語授業では
「~を食べます」という動詞と
野菜や果物など食べ物の名詞を
勉強しました。
いくつか絵カードを使いながら
名詞を黒板に書くと、いつものことながら
熱心にノートをとる生徒たち。
この生徒は絵も一緒に書いていました。
絵と一緒だと覚えやすくなりそうですね!
他に知っている野菜や果物があるか
生徒たちに聞いてみると・・・
野菜では空芯菜、
果物ではパパイヤという
東南アジアならではの返答が!
ところで、みなさん
空芯菜をご存知でしょうか?
私は初めて訪れた東南アジアの国が
ラオスだったのですが、
ラオスで初めて空芯菜という野菜を知りました。
それから東南アジアの野菜なのかと
思っていたところ、もともとは
中国の野菜だそうです。
プレアンコール時代、
カンボジアが扶南という名前だったとき、
中国とインドを結ぶ海のシルクロードとして
栄えていたという歴史があるのですが、
中国の影響は野菜にも残っているのですね。
空芯菜は名前の通り、
茎の部分が空洞の葉物野菜です。
暑さに強いという特徴を持ち、
夏バテ解消にもってこいで、
炒め物やお浸しなどでおいしく
いただくことができます!
こちらはCafe Moi Moiで
お出ししている空芯菜のにんにく炒めです。
機会があればぜひお試しください!
お次はパパイヤについて。
名前を聞いたことがあっても
実物を見たことや食べたことはない
という方も多いのではないでしょうか。
パパイヤの実はこちら・・・
調べてみると日本国内でも
沖縄等で生産されていたり、
輸入品が流通しているようですので
食べたことのない方はパパイヤを食べて
南国気分を味わってみてください。
空芯菜とパパイヤから話が膨らんでしまいましたが
話を授業に戻したいと思います。
動詞と名詞の勉強の後は
前回の授業で少しだけ話した
「梅雨」というテーマに関連して
「てるてる坊主」を生徒たちに紹介し、
白い紙を利用してみんなで
「てるてる坊主」を作りました。
集合写真だとわかりにくいのですが、
生徒たちの「てるてる坊主」は
個性豊かな仕上がりに。
雨が多い時期ですが、
みなさんも晴れてほしい日の前には
小さい頃を思い出して
「てるてる坊主」を
つくってみてはいかがでしょうか。
豊田
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