こんにちは!
今回は、先日私たちインターン生と新しいJSTスタッフのために
行われたアンコールクラウ村ツアーの様子についてお伝えします!
お伝えしたい魅力がいっぱいあるので、2部作になってしまいました。
JSTの農村ツアーでは、アンコールクラウ村の民家や遺跡、学校などを案内しながら
村の暮らしや魅力・伝統を護る人々の思いをご紹介しています。
今回のツアーは私たちJSTスタッフに向けて行われたものなので
本来の行程と少し異なる箇所もありますが、
本番のツアーさながらのガイドでクラウ村を案内していただきました。
まずは、村コミュニティーセンターで
カンボジアの伝統料理「クロラン」を作ります。
が、今回は作り方の説明だけで実際には作りませんでした(笑)
ざんねん。
ところで…クロランってなに?
と思われているみなさんのために少しクロランについてご紹介しますね。
竹筒に入れて焼きます。
出来上がったクロラン
Krorlarn(クロラン)とは、もち米と豆をココナッツミルクで蒸かした
おこわのような食べ物で、見た目は日本のお赤飯にも似ています。
このクロランをアンコールクラウ村では、
毎年1月~2月に行われるお祭りのお供えものとして作られています。
お寺に一年の感謝と来年の豊作を願ってお供えします。
村によって違いはあるのですが、
アンコールクラウ村では毎年この行事が行われています。
農業に生きる人々に根付いた料理のようです。
私もいつか食べてみたいな~
その後村の集会所を訪れました。
昔は旅行者が宿泊する施設だったそうですが、
現在は仏教の行事を行う場所として村人に使われています。
例えば、カンボジア正月のある4月にはここで新年を祝うお祭りがあります。
村の長老に水をかけることでその年の雨と豊作を願うそうです。
次に村の中にひっそりと佇んでいる遺跡、Prasat Praiを訪れました。
ここはアンコール時代医療行為を行う施療院と
病気の治癒を祈る場所として使われていました。
今現在でも村の人の信仰の対象になっています。
遺跡のサイズとしては小さいですが、
木洩れ日を浴びながら森の中にたたずんでいる姿は
とても神秘的でした。
村の遺跡を訪れた後は、新しく作られたお寺に向かいました。
2013年に村人や様々な人の寄付によって建てられた新しいお寺は、
とても大きく、色鮮やかで迫力がありました。
ここでは、現代のカンボジア人の宗教観、信仰についての説明があります。
その後JSTによって建てられたバイヨン中学校へ。
実際のツアーでは、バイヨン中学校の校長先生から、
「カンボジア農村部の教育事情」についての簡単なプレゼンテーションがあります。
今回は、生徒たちの授業風景を後ろから見学しました。
みんなとっても真剣に授業を受けていました。がんばってね!
また、日本からの学生スタディツアーなどでは、事前のメール等での打ち合わせのもと、
バイヨン中学校
の生徒たちと交流もできるそうです!
の生徒たちと交流もできるそうです!
ひとまずpart1はここで終わります。
でも、村ツアーはまだまだ続きます(笑)
ぜひ、part2ものぞいてみてください。
籔内
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