こんにちは!
JSTインターン生の清水です。
現在、JICAのプロジェクトの一環として、甲府市がシェムリアップの下水道・水環境改善に取り組んでいます。今日はその活動の様子をお伝えします。
シェムリアップでは、排水路の能力不足や流入ゴミの閉塞により浸水が頻発しています。また、下水道の管理運営をシェムリアップ州下水道施設局が十分にできていないという問題もあります。そこで甲府市上下水道局の方が施設局職員の下水道施設の管理能力向上のために、技術指導などをしているそうです。
今回は、スワイダンコム村の住民に、下水道に関する意識調査アンケートを実施しました。
村長とミーティング
アンケートに回答する村人
シェムリアップの中心市街地以外では下水道が通っているのにも関わらず、使っていない地域も少なくありません。シェムリアップ全体で約3割しか下水道が使われていないそうです。下水道の重要性を理解していない住民は多く、そこで甲府市上下水道局は学校への出前授業など、下水道・水環境改善に向けた啓発活動を行っているそうです。しかし課題は山積みで、シェムリアップの水環境改善にはまだまだ時間がかかりそうです。
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