こんにちは!
JSTインターン生の清水です。
今回は、先日アンコール・クラウ村で行われたJSTの農村紹介ツアーの様子についてお伝えしたいと思います。
JSTの農村ツアーでは、アンコール・クラウ村の民家やお寺、小学校など、JSTのメンバーが村の暮らしや魅力、抱える課題などをご紹介しながら散策します。また、伝統料理体験、フリースクールでの授業見学等もすることができます。
今回のツアーでは、伝統料理体験、JSTスタッフのナモイさんによる村のガイドを行いました。
伝統料理体験では、クロランというもち米と豆をココナッツミルクで蒸したおこわのような食べ物を作りました。
ナモイさんがクロランの作り方について説明しています。
ココナッツミルクを入れ、もち米、豆、ココナッツの果肉を混ぜ合わせています。
そしてそれを竹筒に詰め、わらで蓋をします。
このようにして、竹が真っ黒になるまで焼きます。いったいどのような出来上がりになるのでしょうか?
出来上がるまで2時間ほどかかるので、その間にナモイさんにアンコール・クラウ村を案内してもらいました。
これは昔の宿泊施設です。現在は村のお祭りの時しか使われていないそうです。
次に、村の中にひっそりと佇む遺跡へ。施療院として12世紀に建てられたそうです。アンコール・ワットなどとは違い小さな遺跡ですが、神秘的で趣がありました。
ロクランができるまで時間がまだあるので民家へ。 脱穀、籾摺り、精米体験をしました!これは籾殻つきのお米を脱穀しているところです。棒を前後に動かすことで、脱穀機が回転します。
次にこのようにざるの上で米をなびかせ籾殻を取り除いています。この女性…達人でした笑
そして精米です。杵で打っています。
村の人はいつもこの作業をしているそうです。大変ですね。
そろそろクロランが出来上がる時間なので、フリースクールへ。 クロランが出来上がっていました。これは真っ黒になった竹の表面を切り落とし、竹の薄皮だけを残したものです。
いよいよ昼食です。クロランとMoiMoi弁当を持って、パノラマテラスへ。上からの景色は最高でした。
このようにバナナの皮をむくようにして食べます。
味は赤飯に似ていて、とてもおいしかったです!
これにてJST農村ツアーは終了です!遺跡ツアーに参加した人はいても、こうした農村ツアーに参加されたことのある人は少ないのではないでしょうか?遺跡ツアーも面白いですが、農村ツアーでは普通ではなかなかできない体験をすることができますよ!
遺跡とは違う面からカンボジアを楽しみたい!という方はJST農村ツアーに参加してみてはいかがでしょうか?
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