バイヨン中学校アンケート調査結果(前編)

インターン日記(清水)

こんにちは!

JSTインターン生の清水です。

 

バイヨン中学校に民俗学資料室をつくるにあたり、中学校周辺の村にどのような伝統が残っているのか、また生徒の家庭や生活について把握するため、5月前半にアンケートを実施しました。アンケートに協力してくれたのはバイヨン中学校の生徒117人(男性55人・女性62人、11~18才)です。

今回と次回のブログで、アンケート結果をいくつか紹介したいと思います。

 

. 両親は何歳ですか?

 父親、母親とも40代が最多となりました。父親の場合は50代、30代と続くのに対して、母親は30代、50代と続いています。日本と同様、男性が女性より年上の場合が多いようです。

 

. 何人家族ですか?

 平均は6.85人です。日本の中学生に同様の質問をすれば、平均は4人程度でしょう。カンボジアは大家族が多いということが分かります。

. アンコールワット、アンコールトム、シェムリアップ市内、トンレサップ湖に行ったことはありますか。

 アンコールトムは96.6%の生徒が行ったことがあると答えました。しかし、かなり近くにあるにも関わらず、3.4%の生徒がアンコールトムに行ったことがないというのは意外でした。またシェムリアップ市内に行ったことがある生徒は35%だけでした。バイクで20分ほどの距離で、自転車でも行くことはできます。それにも関わらず行ったことがないというのは、親の仕事の手伝いで時間がない、行ってもお金がないし何もできない、そもそも興味がない、などの理由が考えられます。また、トンレサップ湖に行ったことのある生徒は1人(117人中)でした。

 

次回もアンケートの結果についてお話したいと思います。お楽しみに!

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