こんにちは!
JSTインターン生の清水です。
中学校周辺の村にどのような伝統が残っているのか、また生徒の家庭や生活について把握するため、5月前半にバイヨン中学の生徒117人(男性55人・女性62人、11才~18才)にアンケートを実施しました。前回に引き続き、今回もアンケートの結果をいくつか紹介したいと思います。
問.両親の職業は何ですか?
父親、母親とも農家が最多となりました。父親では、遺跡修復作業員が農家に続いていますが、これはすべてアンコール・クラウ村の住民でした。JASAの作業員にはアンコール・クラウ村の人が多いためです。カンボジアの遺跡管理機構であるアプサラ機構の職員も多く見られました。また、少数ながら医者、音楽家などの回答もありました。
問.家にどのような漁業道具がありますか?
カンボジアの村では魚は買うものではなく、自分で捕るものです。なので家に漁業道具がある割合は高かったです。本業の仕事が終わり、夕方くらいから近くの池などに行くそうです。
トルー(魚を捕るために水底に置く長いかご)
チュネアン(魚をすくって捕るためのざる)
アンロット(上から被せて魚を捕るかご)
アンケートに答えたことのない生徒も多く、おかしな回答がたくさんありました。少し難しかったのかもしれません。現在、民具や信仰について村で調査をしているので、調査結果もいずれ報告したいと思います。
次回はNPOオアシスさんのバイヨン中学校での特別授業の様子をお伝えします。
コメント