小さな美術スクール

インターン日記(清水)

こんにちは!

JSTインターン生の清水です。

 

シェムリアップで一人の日本人女性が「小さな美術スクール」で子供たちに絵を教えています。この「小さな美術スクール」を作ったのは元高校美術教師の笠原知子先生。200812月に個人資金で教室を開いたそうです。月1回笠原先生のご自宅で授業をし、月3回は村で出張授業、生徒数は350人にのぼります。

 

9時前に、アンコール・クラウ村の子供たちがトラックの荷台に乗ってきました。月1回の美術授業をかなり楽しみにしているそうです。

 

整列する子供達。先生の話をしっかり聞いていました。毎回点呼もとっているそうです。

 

最初の30分は日本語の授業で、美術に関する言葉や数字、日常会話の勉強です。一方通行の授業ではなく、子供たちが先生の質問に答える形式で、主体的な子供が多かったです。

 

そして次が美術の授業です。子供達は真剣に黙々と油絵を描いていました。周囲の人の絵が見られる状況なので、子供たちは友達の絵を覗き込んだりしていました。そうすることで、お互いに刺激されますます絵が上手くなっていくのかもしれません。

子供たちの絵は色や形、構図が個性的で変化に富んでおり、生き生きとした絵が多かったです。発想や表現がとても豊かです。

 

子供たちは絵に没頭しており、とても真剣でした。心から没頭するという力はとても重要です。好きで集中して取り組んだことが、将来花開く場合も多いはずです。この中から未来の画家が生まれるかもしれません。

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小さな美術スクール http://www.smallartschool.org/

 

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