5月22日、カンボジアの次の世界遺産候補である、
サンボー・プレイ・クック遺跡に行って参りました!!!
今回元JSTスタッフである吉川舞さんが、分かりやすく且つ丁寧に案内して下さいました。
(一番右のipadを持って説明してくださっている方が舞さんです。)
サンボー・プレイ・クック遺跡は12世紀の初めに建てられたアンコールワットよりもずっと昔の7世紀頃に建立された遺跡です。
そして、まだまだ解明されていないことが沢山あり、謎に包まれた遺跡でもあります。
大きく分けて、
北のプラサート・サンボー、中央のプラサート・タオ、南のプラサート・イエイ・ポアン
の3つに分かれており、それぞれに様々な遺跡が残っています。
北のプラサート・サンボーには、ハリハラ神という像があります。
この像はじっくり見ると縦で2つに分かれており、ヴィシヌ神(左側)とシヴァ神(右側)が合体した神像です。
ハリハラ神像
他にも、東洋版ミロのヴィーナスと言ってもいいであろう、ドゥルガー像があります。
ドゥルガー像
残念ながら、これらの神像はレプリカで、本物は現在プノンペンの博物館で展示されています。
神像の他にも、サンボー・プレイ・クックは彫刻がとても綺麗です!
例えば、こちらの壁面の彫刻、、、
フライング・パレス
フライング・パレスと呼ばれています。その理由が、、、こちら!!
よく凝らして、彫刻を見ると、下の方で天使達がお城を持ち上げていることが分かります。ここから、フライング・パレスという可愛らしい名前がついたそうです。
また、プラサット・イエイ・ポアンの周壁にこのような彫刻が沢山あるのですが、
(1つ1つの彫刻は違います。)
何を意味しているのかは、まだ謎に包まれたままだそうです。
そして、プラサート・タオには、
なんと、初代シンハ像があります!!
こちらの初代シンハ像の可愛らしいお尻を拝んで、舞さんのツアーは終了です。
世界遺産候補ということもあり、神秘的な空間に包まれていました。
また、森の中にあるので日陰が確保されており、ゆっくり見て回ることができます!!
皆さんも是非、シェムリアップから少し離れたサンボー・プレイ・クックに足を運んでください!
新田
コメント