英語解説トレーニング1週目!

前回の続き、JaneさんとYongとSmeyの英語トレーニングの成果を報告します!


トレーニング第1週目 <2月9日~15日>
テーマ:①英語レベルの確認と、各自が抱える課題の把握をしよう! 
1週目はまずJaneさんと顔を合わせ、2人の各自の課題を明確にすることから始まりました。
それぞれバイヨンセンターを通常のお客様を案内するのと同じ内容で、Janeを案内します。
その結果・・・
<Yongの課題>
導入部分の説明内容が弱い→JASAについて、BICについて、自分自身について
クメール語での知識がしっかりあるのに英語での表現に自信がないため、情報量が少ない
AndやYesといった言葉で説明間を無理につなぐことが多い→質問などを交えて、ネイティブの人にとって自然な流れを作る必要あり。
<Smeyの課題>
導入や己紹介はでにある程度自然にできる
歴史や遺跡への知識が豊富なため、逆に情報量が多く、説明が長くなりがち
→アンコールの歴史や遺跡に詳しくない人に向けて説明の要点をまとめる必要あり
<1週目のトレーニング内容>
ワークショップ:導入の役割、ガイドの役割は何かを考える
練習:イントロダクション JASA/バイヨンセンターの基本情報
ワークショップ:お客様を巻き込む問いかけの仕方
練習:適切な英単語を知り、説明短縮を図る
キーワードの整理、情報量を調整しつつ、説明にリズムをつくる!

↓↓↓これらの課題を踏まえて、臨んだ1週目のJaneさんのコメントがこちら↓↓↓

Initially I was nervous about meeting my new students.  I was curious to find out what level their
spoken English was at but also wondered, would we get along, would they
appreciate my input, was I actually going to make any difference in such a
short time?

The first time I met Yong I was struck by how quiet she seemed.  I wondered how this seemingly shy young woman
would be able to present to strangers. 
Her introduction was so brief and delivered with lightning speed as if
she wanted the whole thing over as quickly as possible.  But when she came to explain the history
panels I could see this was an area she was passionate about and well-informed
in and I saw what skills she had as I guide and where she needed a little help.

Smey was naturally more outgoing and confident in his English, and
extremely knowledgeable about the information he was delivering however, his
problem was the opposite of Yong’s.  Smey
had a tendency to over explain everything to the point where it just became too
long.

My focus for the first week was to ensure they had a nice clear
introduction for the guests and an easy flow to their presentation on the
history with enough information to be interesting but not so much as to
overwhelm.

要約すると・・・
二人のトレーニングを始めるとき、最初は緊張していました。二人がどの程度の英語力を持ってるかという点にとても興味があると同時に、うまくやっていけるかどうか、こんな短期間でのトレーニングで何か変化を生むことができるか、そして私が二人に与える情報は
二人にとって有意義なのかどうか、という不安もありました。
そんな中で、初めてYongに会ったとき、彼女の物静かな様子に驚き、こんなにシャイな女性が初めて会う旅行者の前で説明なんてできるのだろうか、と思いました。説明の最初のイントロダクションはとても短く、早口で、まるで彼女ができるだけ早く説明を終わらせたいと思っているように感じました。しかし、説明が歴史のセクションに来たとき、彼女がこの部分の説明についてはとても情熱と高い知識を持っているかがわかりました。同時に、彼女の現在のスキルとそれに加えて、どのような点で手助けをすればいいかがわかりました。
こうしたYongとは対照的に、Smeyは自然に外国人と接することができ、英語にも、彼自身の説明内容についても少し自信を持っているようでした。が、彼の抱えている課題はYongとはまったく反対に、情報量が多すぎて、説明が長上になり、要点がわからなくなるところにありました。
こうした二人の現状を踏まえて、わかりやすいイントロダクションを用意することと、聞きややすく情報量も多すぎない歴史の説明をまとめるという2点に課題を絞りました。
↑↑↑
そばでみていて・・・
初めはJaneに対してぎこちなかった二人ですが、それも最初の数分のこと。ネイティブスピードの英語に戸惑いつつも、必死に聞き取ろうと努力している姿勢がわかりました。
滑り出しは順調、さて、続いてどうなるか?! 2週目に続く・・・
<まい>

コメント

タイトルとURLをコピーしました