英語解説トレーニング2週目!

英語トレーニング2週目に突入。
1週目ではまずお客様を惹きつけ、バイヨンセンターやJASAについて説明する導入部分、そして二人がそれぞれ一番力を入れていた歴史のセクションで、説明にリズムと流れを作るという項目を目標としていました。
さらに二人にとって追い風を送るように、2月は欧米系のツアー予約が多く、定期的にツアーが入ることに!練習の機会がたくさんありますねー。 
さて、2週目の課題は・・・?

英語トレーニング第2週目 <2月16日~22日>
テーマ:発音練習!!
説明の流れやリズムとは別に、Janeが新たな課題として設定したのは、「発音」
<Yongの課題>
TとSの発音を区別する、語尾の子音まではっきり発音する
<Smeyの課題>
VとThの発音、中間にあるTの発音、語尾の子音をはっきり発音する
<2週目のトレーニング内容>
ワークショップ:紛らわしい言葉の発音をわけて確認、
練習:早口言葉?で発音練習
ワークショップ:説明中にある発音を間違えやすい単語は他の単語で置き換える
練習:専門用語の発音確認 
それぞれ苦手な発音が違う二人ですが、二人に共通して見られる語尾の子音が聞こえなくなってしまうという点は、クメール語の発音に由来しているのでは、と思われます。
カンボジアのクメール語では語尾の子音はほとんど発音されず、息を止めるとか、息を逃がすといったかたちで表現されます。二人のみならず日本語スタッフもこれに苦労しました。
生まれ育った言語の特徴だけに二人もなかなか苦戦している様子。
↓↓↓そんな2週目のJaneの感想がこちら↓↓↓

After the hard work of breaking the tour down into sections and
trying to get a nice flow to the tour was completed, the issue then became how
to be clearer. This was focused on correct pronunciation of English words.  I could tell how difficult and frustrating
this was a times. 

Yong in particular impressed me with her concentration on getting
the right sounds and practising, particularly on the start of words.  She needs work on finishing her words
properly.  Smey is great when he
concentrates, but seems to lose focus a little more quickly.  He has been paying attention to finishing his
words, but still needs to be even clearer when using technical terms.

They would benefit a lot from working with eachother whenever
possible, perhaps by taking turns reading out loud to eachother and correcting
or improving pronunciation where necessary.

In such a short time though, both Yong and Smey have become much
clearer as has been noticeable from the guests comprehension when observing
tours.

センターの説明をセクションごとに細分化して、説明に流れを作るトレーニングを1週間実施した後、次なる課題はどれだけはっきりとお客様に伝えるかという点に移りました。この課題への第一歩はまずなによりも英単語の発音をきっちりと確認し、正しくすることです。この練習が二人にとってどれだけ難しく、かつストレスが溜まるものだったか!

Yongは単語の最初の音をいかに正しい音で発音するか、そして末尾の音を正しく終わらせるかという点を強調して練習しました。彼女の集中した様子は印象的でした。それに対し、Smeyは集中しているときは正しい発音ができているのですが、やや注意がそれやすいようでした。彼は特に語尾に注意して練習をしていましたが、特に専門用語についてはさらにクリアに発音する訓練が必要です。

こうした練習は個別ではなく二人でトレーニングに臨み、大きな声を出して発音を確認することで、双方にとってさらに力になるはずです。

この短期間だけでも、YongとSmeyの発音は以前よりずっとクリアになりました。実際のツアーを観察していると、お客様の理解度も上がったのを感じたようです。

↑↑↑英語の早口言葉?は演劇部の練習のようで、ThやVの発音が執拗に出てきていました・・・

二人がそれに苦戦する様子に、Janeは「二人はきっと今週私のことを嫌いになるわ・・・」とぼやいていました。

大きなアクションで発音を確認するJaneとYong

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<まい>

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