11月27日(月)
今年、3回にわたる「子供たちのためのアンコール遺跡社会見学会」を御支援くださっている常滑ロータリークラブの皆さん12名が、
今日ははるばる日本からいらっしゃいました!
今日の遺跡見学会対象校は、ワットダムナッ小学校。
6年生63名と先生2名です。
日本の支援者が見学会を見学されるのははじめてのこと。
さて、どのような見学会になるでしょうか・・・・・。
まずは、バイヨン・インフォメーションセンターにて、常滑ロータリークラブの清水副会長からの御挨拶をいただきました。
実は、今回、常滑ロータリークラブの竹内会長が、御病気のため、急遽、御参加を見合わされたため、会長からのメッセージがまず読み上げられました。
会長からの熱い思いがじんと伝わって来る内容で、
生徒たちもちょっと緊張した面持ちでしたが、終始しっかりと聞いていました。
ロータリークラブの皆さんが、日本から運んでくださった、ノート500冊、鉛筆1500本の贈呈も行われました。
そして、ワットダムナッ小学校の先生と、生徒代表からの、
常滑ロータリークラブの皆様へのお礼の言葉も述べられました。
←全員での記念撮影!
その後はいつもの見学会と同じ流れです。
生徒たちは2グループに別れ、バイヨン・インフォメーションセンタースタッフのソパリーとタウリーの説明を受けました。
真剣に説明を聞き、ノートをとる生徒たちの姿は、将来のカンボジアの明るい未来を予感させてくれるようです!
そして、バス3台に乗って、バイヨン寺院へ!
まずは、修復専門家のプロス氏から、修復工程などについての説明です。
写真奥は常滑ロータリークラブの皆さん。吉川舞が御説明させていただきました。
いよいよバイヨン南経蔵の修復現場へ!
生徒たちは、初めて見る遺跡修復の現場に、興味津々。
専門家に対して、様々な質問を投げかけていました。
中には、「修復をしたら、本当にこれから500年以上も壊れないのですか?」と、ストレートな質問する子も!
←常滑ロータリークラブの皆さん
あっという間に見学時間も過ぎ、生徒たちはバス3台に乗って遺跡を後にします。
一人だけ、車酔いしてしまった子がいて、
校長先生と一緒に、修復作業員のバイクに乗って、市内にある学校まで向かいました。
ワットダムナッ小学校では、生徒各自にお弁当とノート、鉛筆が配られ、
学校へは、子供向けの本が贈呈されました。
今回は、「千夜一夜物語(全9巻)」や「三国志(全5巻・カンボジア語漫画版)」など、
読み応えある本もたくさんありますよ!!
最後に、清水副会長と、小学校の先生とで記念撮影。
常滑ロータリークラブの皆さん、お疲れ様でした。
そして、ご支援、本当にありがとうございました!
この「子供たちのためのアンコール遺跡社会見学会」は、先生、生徒たちからとても喜ばれており、
一度行った学校からは、来年もぜひ!と大好評です。
私たちJSTのスタッフ、遺跡修復専門家も、子供たちの真剣なまなざしに接するたびに、
カンボジアの子供たちに、もっともっといろいろな機会を与えられれば・・・・・
という気持ちでいっぱいになります。
今後もこの試みが続きますように・・・・。
どうぞ皆さん、応援よろしくお願いします!
(よ)
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